●2019年12月18日(水)●
2019年12月18日 TSUTAYA O-EAST ツアーファイナル!!!
CRCK/LCKS(クラックラックス)1stフルアルバム『Temporary』リリースツアーファイナル
2019年12月18日(水)
会場:渋谷 TSUTAYA O-EAST https://shibuya-o.com/
出演:CRCK/LCKS
前売り:3,500円 当日:4,000円
開場:18:30 開演:19:30
サブスクでパンクやハードコア以外の音楽をよく聞くようになり、興味はありつつも、ライブには足を運んでいない状況が続いていた。
そんな中で、どうしてもこれは今の時期に見てみたいと思ってライブに行ったのがCRCK/LCKSだ。
HIP HOPをルーツにJAZZやフュージョンをごった煮にしたような音楽性。
メンバーはくるりのサポート等を勤める、無名ながら大御所を支える熟練揃いだ。
何より1stアルバム「Temporary』はミニアルバムの方向性を引き継いだ素晴らしい内容で、音楽性が変わってしまう前に今の彼らを見ておきたいと思ったのが理由だ。
会場のO-EASTは800人程の客入りで、かろうじて動く事はできるものの、ほぼ満員だ。
19時半開始予定だったが10分ほど遅れてスタート。
久しぶりにパンク・ハードコア以外のライブに行ったが、ボーカルの小田さんの呼吸や息遣いまで聴こえてきそうで、ライブというものがいかにすごいかを実感した。
自宅とは違う大きなスピーカーから聴こえてくる演奏も最高で、名曲「No Goodbye」ではスタジオ音源とは違ったドラムの打ち付けるような重さに、ライブの真髄を見た気がした。
こんな刺激的な音体験はライブに行った人にしか味わう事は不可能だろう。
今回はワンマンという事で、通常のセットリストの後でアコースティック編成で過去の曲を演奏する特別ステージを挟み、アンコールも挟んで終了が21時半頃だった。
勿論、音源で聞き込んだ曲達だし、元々好きなバンドだったので好意的な感想になるのが必然だg、それにしても衝撃的なライブ過ぎた。
全てが完璧で、複雑怪奇な曲をスムーズに演奏するのも凄かった。SOFT MACHINEのような伝説のバンドも頭を過ぎった。
変な話だが、HIP HOPとJAZZをクロスオーバーさせたストリート感覚あふれる音楽を、渋谷のライブハウスで聞く事にすごく「今」を感じて、娯楽に浸っている自分に酔いしれた。
これを起点に流行りのPOPSやロックのライブを見に行ってみたいという気持ちがいっそう強まった
。今後はパンク・ハードコアだけでない、様々なジャンルのライブに顔を出そうと思った。