●2019年1月14日(月)●

 

POGO77RECORDS presents 

【OLD PUNKS 激闘市街戦 -THE TITS アルバム発売GIG-】

 

THE TITS

THE LAST SURVIVORS

サリドマイド

BLACK AND WHITE

RADIOACTIVE

KUOLEVA(博多)

THE ERECTiONS.

TOM AND BOOT BOYS

 

OPEN 15:30

START 16:00

 

予約 2,500 yen

当日 3,000 yen

 

新年一発目。会場限定発売のTHE TITSのDESASTERソノシート購入のために足を運びました。

 

OPEN前から会場には長蛇の列が出来ており、昨今のTITS人気を物語る。

 

会場はパンパン。

 

1、THE ERECTiONS.

POGO77直径のストリートパンク。MCで客を沸かしており、トップバッターとして優秀だった。

 

2、サリドマイド

TAPEもソノシートも持っているのだが、実際に見るのは初めて。

 

ADK系の日本語パンクなのだが、TAPEやソノシートでは音の分離が悪くガチャガチャした音像で、何を演奏しているのかわからなかった。

 

だが実際のライブは音の分離もよく、メンバーの派手な見た目も相まってかなり強烈。

 

何より曲がいいし、演奏の繋ぎも上手い。こんなバンドが今まで埋もれていたなんて驚きだ。同じくスターリン系の静岡のバンド、ニューローズを初めて見た時も同じ衝撃を感じた。

 

ライブは一瞬にして終わったが素晴らしい内容だった。

 

3、RADIOACTIVE

ロックンロールなRAW PUNKで、ノリに乗れる。軽いドラミングも良い。

 

4、BLACK AND WHITE

相変わらず曲が良い。パンクロック、70’s PUNKの素晴らしさを現代に伝えてくれるバンド。

 

5、KUOLEVA(博多)

音源は所持していたが、今回見るのは初めて。

 

いわゆるSKIZOPHRENIAから派生したようなRAW PUNKサウンドだが、ハードコアというよりはパンクロックに影響を受けたようなミドルテンポの楽曲が続く。

 

広島のESPERANZAのようなUK82的な要素を強く感じた。

 

個人的には可もなく不可もなくな印象だった。

 

6、TOM AND BOOT BOYS

聞き飽きるほど聞いた楽曲が並ぶが、気づけば拳を振り上げる。

 

7、THE LAST SURVIVORS

元祖RAW PUNK。個人的に盛り上がってきたぜ!…というところでライブを終えてしまうバンド。もっと曲数を多く演奏して欲しい…。

 

8、THE TITS

いつも以上に気合の入ったド派手なファッションで登場したメンバー。

 

ボーカルは普段から目立ちまくりだが、他のメンバーもキャラが立ってきてヴィジュアルだけでも凄い事になっている。

 

音楽性こそ違えど、COLORや、かまいたち等の初期Free-WILL系のバンドを想起させるような派手さだ。

 

それでいて楽曲は九州ノイズコア、それもGAI~SWANKYSインフルエンスだと言うのだから、ちょっと卑怯なかっこよさだ。

 

THE TITSになってからはボーカルが前に在籍していたRECONSIDERATIONよりも曲の輪郭を大事にしている気がする。ADK系のバンドに通じるような日本語詞がかなり特徴的だ。

 

最新LP、悦楽患者からの曲はどれもキャッチーで、一緒に叫びたくなるような、わかりやすいフレーズに満ち溢れていた。

 

昭和のヴィジュアル系、伝統的ジャパコア、様々なハードコアパンクの良いとこ取りをしたような音で、外国人のジャパコアコレクターなんかが求めてる、まさにドンピシャな音なのではないだろうか(笑)。

 

正直、レコ発の割には客は落ち着いた感じだったし、曲の繋ぎ目なんかはグダグダな部分もあって、もう少しどうにかならなかったのかと思わせれられる部分もあったが、総じて楽しむ事が出来た。

 

【総評】

 

目的のソノシートも購入できて満足です。