●2018年4月7日(土)●

 

TSUIOKU NO SHIGURE Vol.4

SEX DWARF JAPAN TOUR FINAL

 

SEX DWARF (SWE)

MISILISKI

C

UNARM

KALTBRUCHING ACIDEATH

 

OPEN 18:30 / START 19:00

前売 1500円 / 当日 1500円 (別途ドリンク代 500円)

 

ツアーファイナルで土曜日、にしては正直、お客さんは少なかったと思う。

 

なんてったってSEX DWARFの音源自体、日本盤がリリースされているとは言え4年程前の話。

 

中々、旬ではない時期に来日したと考えるべきだろう。

 

それでもスウェーデンのハードコアだし、なんてったってProtes Bengtのメンバーも在籍しているバンドとなれば、マニア的には見逃す手はなかった。

 

1、KALTBRUCHING ACIDEATH

初期CARCASSとクラストコアを融合させたような、ありそうでなかったバンド。

 

狙った音楽性が良いだけに、これぞ!というキラーチューンが完成したら化ける可能性のあるバンドだと思った。

 

2、C

何度も見ているが、PASSYさんのブリブリのベースに耳を傾けてみると、改めてかっこいいなと思った。割とドラマティックな展開の曲もあり。

 

3、UNARM

相変わらず凄い勢いの楽曲と、メッセージ性の強いMCでインパクトのあるUNARM。今回も安定のライブだった。

 

4、MISILISKI

かなり久しぶりに見た。北欧メロディックを日本で再現してしまったようなバンド。

 

以前に来日したGENERACION SUICIDAに近いスタイルではあるが、スタージから降りてきて歌うボーカル、グルーヴ感のある楽曲といい、めちゃくちゃかっこいいバンドだ。

 

もっと評価されてしかるべきバンドだと思った。

 

5、SEX DWARF

正直、音源で聴いた時はあまりピンときていなかったのだけれど、ライブは良かった。

 

ZYANOSEやFRAMTIDを思わせる関西ノイズコア臭のするサウンド。音源よりもライブのが歪み方が強烈。メンバーがFRAMTIDのTシャツを着ていたから、直接的な影響も受けているのだろう。

 

そしてボーカルはかなり加齢しているはずなのに、一切衰えない元気さ!まるで若手バンドのようだ。

 

速い曲は勿論だが、それ以上にミドルテンポの曲がかっこいいのにも驚いた。

 

個人的にも好みの音だったし、日本のバンドの影響下にあるであろうノイズコアサウンドは好物だ。これは見に行ってよかったと思えるライブだった。

 

【総評】

 

値段も安かったし、主宰者には申し訳ないがお客さんが少なかったおかげでのびのびと見れた。