●2018年3月12日(月)●

 

1年半ぶりぐらいに見るおやすみホログラムのライブ。無料ワンマン(2ドリンク制)という事で行ってきた。

 

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下北沢THREE

 

Live Time

【おやすみホログラムpresents PUNK NIGHT VOL.1】 

出演:おやすみホログラム(3ピースバンドセット) 

入場無料(+2drink) ※予約不要 

open19:00 start 20:00

 

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バンドセットで見るのは初めて。19時半ぐらいに入場したが、平日にも関わらず、かなり混んでいた。

 

PUNK IPAというお酒のブランドと提携しているのか、そのお酒がポスター等で宣伝されていた。

 

ドリンクチケットで引き換え可能だったので頼んだが、フルーティーで美味しいビールだった。久しぶりに酒で良い気持ちに酔えた。

 

この箱は、相変わらず、演者前のフロアと、それを隔てる柵が邪魔で、混んでいると身動きが出来なくなるのが辛い。

 

アイドルのライブなのでゆっくりと見ようと思って、リュックに大荷物を詰めて入ったのだが、これが失敗だった。

 

演奏が始まるなりモッシュの嵐。早速、リュックをフロアの隅に置きに行く事になり、これだったらロッカーに預けてくるんだったと後悔した。

 

それにしても打ち込みのエレクトロニカ調でのライブもよかったが、バンド形態だと凄い躍動感だ。

 

アイドル以前にロックバンドといった趣きだ。私はリアルタイムでは見ていないが、音像は伝説のバンド、NUMBER GIRLのようで、ギターやドラムの音が体に突き刺さるようだ。

 

その中で2人の声質の違うボーカルが上手く歌を掛け合わせる様は、バンドマジックが働いており、今、すごいものを見せられていると実感出来た。

 

彼女達は今よりもっと大きくなれる!…と勝手なプロデューサー目線で評価してみたくもなるのだった。

 

それにしてもガルフィー(岐阜や愛知で流行っているヤンキーファッション)に身を包んだ姿は、アイドルを知らない人がアイドルと聞いてイメージする女の子の衣装とは、遠い隔たりがあるのではないか。

 

それでも様になってしまうのが、おやすみホログラムというユニットだ。

 

特にカナミルのヒョウ柄のガルフィーは強烈で、それでも元(現)ヤンキーだからこそ、しっくりきてしまうのではないかと妙なところで関心してしまった。

 

全ての曲を終えた後、1曲だけアンコールあり。

 

その後、モニターに映し出された重大発表では、今後のワンマンでex-NUMBER GIRLのドラマー、アヒト・イナザワが参加するというものだった。

 

先ほど、ちょうどNUMBER GIRLを彼女達に感じていた身としては、自分の考えとシンクロした内容に驚いたものだ。

 

アイドルというロックとはかけ離れていそうな音楽ジャンルから、第二のNUMBER GIRLが生まれてしまうのではないかと思った。

 

それにしても行ってよかった。彼女達の衝動に衝撃を受け、勇気を貰った。