●2017年10月29日(日)●

 

DS-13/CRUCIAL SECTION

"THRASH OF THE TITANS" MOSH OVER JAPAN TOUR 2017

 

10.29sun @新宿ANTIKNOCK

CRUCIAL SECTION presents

"UNITED THRASH NIGHT vol.109"

 

open 17:00

start 17:30

ADV/2500yen + D

DOOR/3000yen + D

 

CRUCIAL SECTION

DS-13(Sweden)

SLANG(Sapporo)

SYSTEMATIC DEATH

TOM AND BOOT BOYS

FALLING DOWN

FASTener

 

3日連続でライブが続いた日の最終日。DS-13の来日。

 

若い頃に音源で聴いたが、最初の来日の時は存在を知らず、見逃していたバンド。今になって見られる時が来るとは嬉しい限りだ。

 

1、FASTener

数年前にディスクユニオンの無料配布で音源を聴いた事があったが、正直、印象に残っておらず、今も活動している事に驚いた。

 

音の方はUSハードコア系のスピーディな音で、デモの印象は残っていなかったが、かなりかっこいいバンドだった。

 

MCや会場との一体感も心地よく、1発目のバンドとしてはかなりよかった。

 

2、FALLING DOWN

これまたUSハードコア系の音。90年代初期にありそうな音か?音自体はビートダウン系のファンも好みそうな割と凶暴なものだったが、メンバー自身が楽しんで演奏しているせいか、ファンな雰囲気に満ち溢れていた。

 

3、TOM AND BOOT BOYS

割とグダグダなライブが多い中では、割とカッチリしていた方の演奏だったと思う。少しアウェイな対バンかと思っていたが、しっかりと会場を盛り上げていた。

 

4、SYSTEMATIC DEATH

畳み掛けるような楽曲たち。やっぱり後期の楽曲のが好き。。

 

5、SLANG

札幌の重鎮。いつも通りのカッチリした演奏とグルーヴ感で、非常に乗りやすい音だった。

 

6、CRUCIAL SECTION

主催者バンドという事もあっただろうが凄い盛り上がり。定番の曲ばっかりで構成されたセットリストが盛り上がらないわけがないし、サークルモッシュから、ピラミッドを作る恒例行事(?)まで、普段のライブに比べてかなりお客さんが過激だったように思えた。

 

私は体力を温存しておきたかったのでモッシュには参加しなかったが、遠めに見ていても素晴らしいライブだと思った。

 

7、DS-13(Sweden)

正直、再結成バンドだし、流行っていたのなんて、かなり前。名曲の数々をもっさりした演奏でこなすだけの、老人バンドになってしまっているのではないかと危惧していた。

 

しかし実際に見ると、そんな不安はどこかに吹き飛んだ。切れ味抜群のエッジの効いた演奏に過激なパフォーマンス。

 

そして若い頃を鮮烈に思い出させる名曲群。しばらく音源は聞いていなかったが、素晴らしい曲というのは耳にこびりついているものだ。

 

これで暴れずに何で暴れると言わんばかりに畳み掛けられるスラッシュソングの数々。ハードでありながらキャッチー。

 

一斉を風靡したバンドの実力たるや並のものではないと実感した。

 

【総評】

 

見た事ないバンドのライブも楽しめたし、対バンも含めて楽しむ事の出来たイベントだった。