●2017年10月6日(金)●
【INTEGRITY JAPAN TOUR 2017】
INTEGRITY(USA)
CREEPOUT
DORAID
OTUS
SUPER STRUCTURE
PAYBACK BOYS
OPEN:18:00
START:18:30
予約：3,000 yen
当日：3,500 yen
INTEGRITYの来日でこの値段。それも対バンに80年代風メタルコアのDORAID！この異色の組み合わせに速攻で行く事を決断しました！
１、CREEPOUT
INTEGRITY影響下のヘヴィなニュースクールハードコア。メタル色よりハードコア色がかなり強め。SLAYER影響下のニュースクールと思われた。
コワモテの男たちから叩き出される音はツボを得ており、素直にかっこいいと思えたバンドでした。
２、PAYBACK BOYS
1stアルバムがリリースされた当時はクラブ音楽とハードコアの融合だとか、なんとかで、随分と話題になった事が思い出される彼ら。
ハードコアと言うには少し異色な感じの音楽でしたが、それも含めて楽しめました。アヴァンギャルドさもあります。
３、OTUS
若手のニュースクールという事で音源は聴いていたのですが、見るのは初めて。ライブでは想像以上に躍動感のあるパフォーマンスで、素直にかっこいいと思えた。
若い人は体がよく動くなぁ、と、ジジ臭い感想も出そうになった。
４、SUPER STRUCTURE
パワーヴァイオレンス。一触即発、ニュースクーラーにも受け入れやすい音。あっという間に爆走して終わっていきました。
５、DORAID
期待していたのですが、ニュースクーラーにはウケが悪そうな感じで人が引いていくのがわかった。ガッチガチのメイクに、奇を衒ったようなステージ衣装。でも演奏はいつも通り最高。
それまでのバンドとはまた違ったファンの方々がステージ前方に押し寄せていました。
６、INTEGRITY
まずはメンバーがステージに登場するだけでも圧巻。大御所のオーラを感じた。
そして演奏開始。人気アルバム「Humanity Is The Devil」からのスタートで、古いファンから新しいファンまで一気に巻き込んだ。
重い！暗い！そして音源だとその重さの影に隠れていたが、とにかくギターが弾きまくる！ソロからノイズまで、ギターがかなりピックアップされている。
そのギター本人もステージから乗り出して客の方にかなり接近しており、意味もなく圧倒される。
新アルバムからの曲は既に板についており、速い曲から、重くてエモーショナルな曲まで、セットリストに緩急を付けるのに役立っていた。
更に後半では、もちろん、演奏されると思っていたが、かのGISMのメンバーのソロであるランディ内田グループのカヴァーを披露！80年代メタルコアファン必聴の名演であった。
そんなこんなで、あっという間に終了。伊達に長くやっているわけではない。ベテランバンドの実力を見せ付けられた名ライブだった。
【総評】
久しぶりにニュースクール系のライブに行ったのもあるが、対バン含めて新鮮な気持ちで楽しむ事が出来た。