●2017年9月2日(土)●

 

9/2(土)新宿Dues - Shinjuku Extreme

Open 18:30 Adv ¥1,800 Door ¥ 2,300

 

ABIGAIL

BARBATOS

WORSHIP PAIN

 

行ってきました。ABIGAIL vs BARBATOS。滅多にライブをやらないBARBATOSの出演。更には、彼らとしては小さすぎるキャパと思われる新宿Duesの会場。更にはサポートで、日本在住の外人4人組のWORSHIP PAIN。

 

こんな事は今後もないと思われますし、見に行かなくてはと思って前売り予約で乗り込んできました。

 

1、BARBATOS

なんと1番目からBARBATOS!ボーカルのJEROさんが2バンド掛け持ちなので、冷静に考えれば当然の出順ではあります。

 

それにしてもヘヴィメタルと、パンクが見事に調和した音楽性はメタルパンクの完成系なのではないかと個人的に思った。

 

間近で見たのは初めてだけれど、SIGNIFICANT POINTのギターの人、めちゃくちゃ上手い。人間技とは思えないようなギターソロ。ボーカルとは別に、完全にギターが歌っている。

 

そしてヘヴィメタルな曲とは別に演奏される初期のパンクソングは最高。D-BEAT最高峰とでも言いたくなるようなグルーヴ感。

 

セットリスト後半のDick Is Fucking Bigからは客のテンションも最高潮に達して大暴れ。本当に最高だった。

 

2、WORSHIP PAIN

なんとも説明しづらい。全体を通せばABIGAILフォロワーのような歌い方、リズム隊なのだが、突然ブラックメタル調だったり、基本は正統派っぽかったり、かと言って全然メロディアスではなかったり、全然方向性がつかめない。

 

敢えて言うならTODAY IS THE DAYのようなジャンルの枠に収まらないエクストリームミュージックのようにも感じるが、それほど集いなものでもない(笑)。

 

ただ誤解のないように言えば、そんな嫌いな音ではない。メジャーに絶対なれなさそうな感じも含めて…。メンバーのルックスはグッド。

 

3、ABIGAIL

正直、ABIGAILのステージは他のライブイベントでも何度か見ているし、そんな新鮮味のあるものではないはずだった。

 

しかし、この狭いステージで演者の姿を間近にしながら聴くのはすごい臨場感だ。特にこのDuesは他の会場よりも音が良いように感じた。

 

定番のセットリストの中に織り交ぜられる初期曲。やっぱり俺は1stアルバムの曲のなんとも言えないマニアックな感じが好きだ。

 

ライブの序盤に「プレゼント」という事で、LPやEPがバラ撒かれていた。私は狭い会場の割と前の方にいたにも関わらず1枚も取れなかった…ゲット出来た人が羨ましい。

 

後半は割とクラシックなセットリストだったが、興奮しないわけがないような爆走曲ばかりで、なんだかんだ暴れまくりだった。客の興奮も最高潮に達しておりダイブモッシュの連続だった。

 

【総評】

 

あまりに小さい会場に最初はどうかと思ったが、想像していた以上に音響が良く、この環境でBARBATOSやABIGAILを見れる、またとない貴重な機会だと思った。

 

どちらが良かったかなんてのは本当に甲乙付け難くて、両者ともに最高のライブだった。恐らくは2017年に見たライブの中でもベスト5に入る内容だった。