●2017年4月14日(金)●

 

BREAK THE RECORDS pre,「WAR FOR PEACE vol.4」

 

DOOM (from UK)

FORWARD / OLEDICKFOGGY /
ROCKY & The SWEDEN / SYSTEM FUCKER

OPEN 18:00 / START 18:30

ADV ¥3000 (+1drink) / DOOR ¥3500 (+1drink)

※1dirink ¥600

 

前回の来日からそんなに期間が空いていないようにも思えますが、DOOMの再来日。クラストが好きだし、義務感のような感じで行ってしまいましたが最高でした。

 

平日の金曜日にも関わらず人が多くいました。仕事の関係で到着が遅れてしまい、出だしのSYSTEM FUCKERの開始中に入場。

 

1、SYSTEM FUCKER

最近は演奏やステージングが前にも増してこなれてきたと思われるSYSTEM FUCKER。シンプルながら勢いのあるリフや歌詞には初期衝動を感じます。

 

2、ROCKY & The SWEDEN

今まで1度も見た事がなかったROCKY & The SWEDEN。やっと見る事が出来ました。

 

D-BEATを基調にした横乗りのロックンロールハードコアで最高。曲の繋ぎや盛り上げ方も慣れたもので、再結成して活動したバンドとは思えない勢いです。時間も他のバンドより短く感じました。

 

3、OLEDICKFOGGY

今、乗りに乗りまくっているオールディックフォギー。ラスティック系のバンドは元々苦手だったのですが、どうしても後半の名曲の連発なんかは乗らざるを得なくなり、ポップで激しい音楽ではないのに暴れたくなるような衝動にも溢れているという、奇跡の音楽性だと思います。

 

4、FORWARD

ハードコアのバンドでしっかりと強いメッセージをお客さん側に伝えようとしている数少ないバンドだと思います。ISHIYAさんの強くハッキリとした声はリズム隊の音に紛れる事なく、しっかりと遠くのお客さんまでも通じる。そのメッセージは戦争反対というシンプルなもの。

 

前で暴れる体力もなく後ろで見ていましたが、その迫力のステージングはしっかりと後方まで伝わりました。

 

5、DOOM

前にも見ているはずなのですが、今回は新鮮な感動。DOOMのメンバーは派手なアクションを起こすわけではなく、淡々と曲を演奏していくのですが、そのストイックさこそが彼らのパフォーマンスなのかもしれません。

 

中盤からは往年の名曲の連発。現行の偉大なクラストコアバンドも、DOOMなしには生まれかったであろうクラストコアのクラシックスが、まさに目の前で演奏されているのです。いぶし銀!

 

音作りからボーカルの入るタイミングまで完璧で、単調なリフ、そして無駄な反復(笑)がありながらも、全く飽きさせないのですから凄いです。

 

ちなみに1度のアンコールを経て、DOOMのメンバーを含んだスペシャル編成でMACROFARGEが復活。15年ぶりだそうです。

 

私も詳しい事はしらなかったのですが、80年代の日本でクラストコアに近い音楽性で活動していたバンドで、今でいうノイズコアのような音像でした。

 

そんな充実した中でイベントが終了。イベント自体は良かったのですが、大量のステージライトのせいか、とにかく会場が熱くて脱水症状を起こすかと思いました。

 

またDOOMに関しては来日したら見に行きたいです。