●2016年4月10日(日)●

【消毒GIG vol.161】

GAUZE
DIE YOU BASTARD!
NK6

OPEN 18:00
START 19:00

チケット 1200円

GAUZE、ついに再始動。いつのまにかGAUZEとしてのライブ活動を行わなくなり、数年が経った今、誰もが待ち望んだ再始動だったはずです。

平日に発売された前売り券は売り切れ済み。当日券しかないという事で、整理券が配られる16時の1時間半前、14時半から並び始めました。既にすごい行列が出来ており、外人さんも多く見られました。

並ぶ事1時間半、列が動き出し番号の書かれた整理券をゲット。14時半以降に並んだ人も整理券ゲット出来ていたようですが、16時を少し過ぎた頃にはなくなっていたみたいです。

その後、喫茶店で時間を潰してライブハウスに戻りました。当たり前ですが前売りも当日も売り切れという事でハコに入るだけで一苦労。入ってすぐのバースペースは案外空いているなと思ったのものの、ライブスペースにはものすごい人が集中しており、今まで見た事のないような混み具合でした。

LOS CRUDOSの来日の時でもこんなに人が入っていなかったように思います。

1、NK6
このバンドも見るのは4年ぶりぐらいだと思います。身長の高いボーカルの顔つきや、動きが数年前と変わっていない事に安心感を覚えました。

ここ数年で新しい音源もリリースされているので、割と知らない曲も多かったですが、懐かしい曲も多く素直に楽しめました。最近はこういうGAUZEルーツのジャパニーズスラッシュみたいな音を鳴らすバンドも減ってきてしまったので、これからも活動頑張って欲しいです。

2、DIE YOU BASTARD!
スタートからものすごいテンションで登場。相変わらずの強烈なブラストが鼓膜をつんざきそうで、思わず耳を塞ぎます。最後の曲は相変わらずの、ダイ・ユー・バスタード!!!

3、GAUZE
音のチェックが終わると何の前触れもなく急に始まるGAUZE。本当に、良い意味で昔と変わらずなライブ。余計な前置きもMCもなし。音でリスナーを納得させる。

切れ目ない演奏と、待ちわびていた観客以上に高い、バンド側のテンション。昔から思っていましたが、よくもこんな速い曲を休憩なく繰り出せるものだと思います。もはや職人芸的なものを感じました。

人がぎゅうぎゅうでモッシュすら出来ない感じも昔の消毒GIGそのまま。立ってるだけで精一杯な状況の中で、みんなが笑って楽しんでいるという一体感。特別な何かではない、いつもの消毒GIGがそこにありました。

最初にGAUZEを見たのは10年程前ですが、10年の時を経ても変わらないものがあるというのは素晴らしい事だと思います。若返った気持ちでした。

【総評】

行ってよかったです。ハードコアのライブの真髄を見せられた気がしました。