●2015年8月8日(土)●

RUBY ROOM東京

LIVE:
CONTROL(福岡)
ISTERISMO(東京)
RAW DISTRACTIONS(東京)
RECONSIDERATION (東京)

DJ:
CHIRO
MICHIHIKO ISHIDOMARU
NAOHIRO NISHIKAWA(THE INVENTION OF SOLITUDE)
OPEN/START:23:00
前売り¥1500(D別) / 当日¥1800 (D別)

池袋でG.A.T.E.Sの再結成を見た後、ラーメン食べてこちらにハシゴです。

初めて行く箱だったのですが、ソープやラブホテルの近くのかなり危険な香りのする場所にありました。一見さんだったら裸足で逃げ出してしまいそうなビルの2F。

なんだかバンド側の身内みたいなパンクスが階段に溜まっていますし、恐る恐る入ろうとしたら「出演者の方ですか?」とか聞かれる始末。「いいえ、ただの客です」と答えたら、「ここが受付です」との事。そんな、たむろしてるように見えるし、どこが受付かなんてわからんやんけぇ。

「見にきたバンドは?」と聞かれて「CONTROLです」と回答。2000円を徴収されて、もう帰れない…と心の中で思いました。

再入場用のリストバンドを付けられて中に入りました。店内はシャンデリとかがある、凝った内装の小さなクラブスペース。いや、もうBARと言ってもいいぐらいの狭さでしょうか?ドリンク代は500円だったのに、600円までのドリンクなら頼めるという事で少し得した気分。池袋でワイルドターキーなんてキツい酒を飲んでたので、こちらでは甘いカクテルが飲みたくてブラッディーメアリーを頼みました。

23時開始なのに23時半頃と遅れて着いてしまったのですが、実際にライブが始まったのは日付が変わって0時半頃からだったので、丁度良かったのかもしれません。

1、ISTERISMO
0時半頃に開始。彼らの音は轟音のノイズだからこそ、演奏されるライブハウスによって出る音が全然違うように感じられます。今回は割とクリーンで、リフもきちんと聴き取れる感じがしました。小さな箱だけどスピーカーが充実しているのかも?

思い返せば彼らの演奏が一番盛り上がっていたような…今回はあまり聴かないようなセトリだったから、変わった場所でのライブ用に考えてきたのかもしれません。

2、CONTROL
2番手が目当てのCONTROL。いや、正直に、全然盛り上がってなかったけど、個人的には感動だったね。あのCONTOROLのメンバーが目の前に立ってるんだから。(個人的)歴史的名盤、STAGNATIONのSPLITとの曲から開始。ベースが主張して、ギターはノイズでありながらも主張少なめ。ボーカルは淡々とクールに怒声を発し、ドラムはタイト。ベース以外は全員一歩引いたような感じが、すごくクールに感じますし、このバンドはベースの音によってほとんどが構成されているといっても過言ではないと思います。

知らない曲は恐らく1st EPとかからかな?いやぁ~、畳み掛けるようなセットリストで素晴らしかった!

3、RECONSIDERATION
もう散々聴いてるんだけど、こういう九州ルーツのノイズコアは根本的に好きなのかも。ボーカルの破滅的な歌い方は中々作ろうして出来るものではなさそうだし、やはり破滅的な人間性が根本にあってのものなのかな…なんて思ったりして。

4、RAW DISTRACTIONS
狭いステージでところ狭しと暴れ回るボーカル。やはり台風がきたかのような勢いは強烈で、ハードコアというジャンルにおいても曲自体のBPMではなく、体感速度がこれだけ早いバンドは珍しいと思う。最後は名曲「POLICE」で締めてくれて圧巻のステージングでした。

【総評】

夜のイベントで面倒だなぁ~というのは正直あったのですが、行ってみたら面白かったですし、前から見たかったCONTROLのステージも圧巻で、行ってよかったと思える一夜でした!