●2014年11月29日(土)●

11月29日(SAT)
“dfer vol.14”

CONTRAST ATTITUDE(三重)
ABSOLUTE ZERO(栃木)
DIGRAPHIA
UNARM
VISITOR
STAGNATION
DORAID
KAFKA

DJ
SO(HARDCORE SURVIVES)
CHIRO(I HATE MISS CRY BABY)

Open/16:00
Start/16:30
Door/2,000yen+D

正直、客入りは面子にしてはいまいちだと思ったけれど、個人的には最高の面子だったね。これだけの豪華さはないよ。俺はKAFKAを追いかけるつもりだったから、それだけでも元々行くつもりだったけれど、これだけの面子が揃えばいやがおうでも行くね!!

1、KAFKA
日本でフィンコアを演奏するKAFKA。まだ場も温まっていない1番目ですが、演奏が始まると徐々にお客さんも集まってきて、いい感じに盛り上がってきました。やっぱりRAWでフィンな曲が最高!!

2、ABSOLUTE ZERO
個人的にはここも1つのハイライトだったかもしれないABSOLUTE ZERO。Revoltのメンバーが在籍しているメタルクラストのようですが、これが体感速度は速いけど、実際のBPMはそんなでもないという低速なのか高速なのかわからないメタルクラストの連発!!そこに華麗なギターソロが叩き込まれるというありそうでなかった感じですごくかっこいい!!速攻でDEMO TAPE購入してしまいました。DEMOは少し音がRAW過ぎてギターソロの良さが潰されていたかも?それでもすごいかっこよかったです!!

3、UNARM
久しぶりに見れて嬉しいです。相変わらずの熱いMCが輝くクラストコアバンド。スウェーデンのハードコアバンドもビックリの猛烈なドラミングで曲は最高!!いつものごとく微妙な盛り上がりでしたが、私は暴れたい気持ちを押さえるので必死でした!!

4、CONTRAST ATTITUDE
出順が速い!!三重の大御所が登場!!とにかくすごいノイジーなギターでANTI-CIMEX直径のD-BEATハードコアを聴かせてくれて、強烈そのものです!!途中でギターの片割れが鳴らなくなるトラブルがありましたが、壊れたギターの方がボーカルに転向。ステージから降りてきて暴れ狂ってくれたおかげで、お客さんを巻き込んでの大盛り上がりとなったのでした。また東京に来てくれたら見たい!!

5、STAGNATION
2014年見納めのSTAGNATION。最近大好きなCONTROLとのsplitの曲を演奏してくれるのですが、何か心変わりでもあったのでしょうか?(勿論、私の為ではないでしょうが…)。一口にノイズコアと言うには複雑すぎる前衛的な音。

6、DIGRAPHIA
暴力的なパフォーマンスも板についてきたDIGRAPHIA。今回も工事現場のコーンが飛んだりと色々と大変な事に。曲もドラマティックでかっこいいです。

7、RECONSIDERATION
つい最近ぐらいにデビューしたノイズコアバンド。これが派手な格好のボーカルに、脱力系のポコポコドラムが最高!!GAIやCONFUSEみたいな激烈ハードコアスタイルではなく、あくまでパンクロック基盤なはずのに、妙にRAWで暴力的。ありそうで全然なかった、素敵なバンドで、個人的にはかなりツボでした。

8、VISITOR
あのMETAL SKULLのメンバーが在籍するメタルパンクバンド。これで見るのは2回目ですが、ちょっとABIGAILっぽいところもあるし、それよりももっとハードコアっぽいところもあるし、何にしても久しぶりに見たらすごいかっこよかったって事です。音源が待ち遠しい。

9、DORAID
音源では聴いた事あったのですが、実際に見たのは初めてだったので、その衝撃たるや凄かったですね。とにかく突進一辺倒な曲に、ギターが飛び出してきてピロピロやるんだもんなぁ。個人的なメタルパンクの完成系はもしかしたらDORAIDなのかもしれない。そう思うぐらいに鮮烈なライブでした。ドラムの人も鎧見たいの着て凄い状態ですし、メタラーとパンクスの欲しがるものが集約されているような音楽性とステージングでした。

【総評】

ちょっとハードコアのライブにはマンネリ化していたものの、目新しい音楽やパフォーマンスに触れ合えて良かったです!!