書きかけで終わっていた未発表ライブレポート。ただ単にUPし忘れていただけなんですけど…。

●2014年3月30日(日)●

高円寺UFO CLUB
U.F.O.CLUB presents POP拷問 vol.平成

カオスジョッキー(山本精一.茶谷雅之)
オシリペンペンズ
タコ(山崎春美・他)

タコを見に行ってきました。タコと言えば関西パンクとひとくくりにするにはアヴァンギャルド過ぎる音楽性で、とにかく形容し難い音楽性でした。僕は歪んだ高校生なので、よく登校時に聴いていた思い出があります。一時期はプレミアがついていましたが、現在では目出たく再発され、音源も入手が容易になりました。

そのタコですが、2014年も活動しているという驚きの事実が判明したので見に行ってきました。オシリペンペンズが目当てなところもありましたが。

会場は見事にサブカルそうな人ばっかり。そんな事だろうと思ってチェックのネルシャツを着ていきましたが、正解でした。どこかのパンクスを気取ってレザーでも着ていったら浮きそうな感じでした。

会場につくと既にJOJO広重氏によるDJタイムが始まってました。ほとんどの曲はわからなかったけれど、WIREの157収録曲が大音量で流れて燃えた!!WIRE最高!!

1、カオスジョッキー
山本精一は言わずもがな、茶谷雅之って誰?…と思ってたらMOSTのドラマーの方だったんですね。激しいドラミングとエフェクターかかりまくりのギターによる人力ノイズで、中々圧巻でした。

2、オシリペンペンズ
主役か!…ってぐらい、出演バンドの中でも演奏時間が長かった気がしますし、一番目立っていた気がします。好きなバンドだからいいですけど。

改めて見ましたが凄いです。これこそサブカルの極致だと勝手に思ってます。名曲「漫才」は妙なアレンジによって、ライブアルバム「ゴリファナ」の時に比べてテンポも遅くなっており残念。でも「ゴリマッチョ」演奏してくれてテンション上がりまくりでした。

改めて曲のセンスがいいんだよなぁ~。普通にワンマンとかあったら通いたいぐらいでした。

3、タコ
感動のタコ!!メンバーはその日出演したカオスジョッキーのメンバーに、JOJO広重、オシリペンペンズのリズム隊など豪華な面子。1stアルバムの曲も演奏されて、当時の名曲(?)の生演奏に感動!!

それ以外はアヴァンギャルドな即興パンクみたいな感じでした。なんというか、CDでも思ったあの異様な感じはそのままでした。

ちょっと演奏時間が短かったような気も…。それとも楽しかったから時間が速く過ぎたような気がしたのか。

【総評】

あまり行かないライブハウスによる、あまり見ない対バンでのイベントでしたが、そういった事も含めて楽しめました。