Fade-in records pre
『YOKOHAMA INTERNATIONAL HARDCORE FESTIVAL 2013』
SYSTEMATIC DEATH/CITIZENS PATROL(f.HOLLAND)/Terveet Kadet(f.FINLAND)
THINK AGAIN/九狼吽(f.名古屋)/CROCODILE COX
open/18:00 start/18:30
adv/2000yen+1D door/2300yen+1D
行ってきました。Terveet Kadetの来日をとりあえず見たかったんです。東京のイベントに行ってもよかったのですが、こちらは外タレが2つも見られますし、対バンは九狼吽にシステマとこれば、勢い込んで神奈川まで行っちゃおうかな?!…という事になりました。
今回は神奈川の「横浜BBストリート」という初めて行くライブハウスに行ったのですが、全然横浜じゃない!!関内駅やないけ!!…と突っ込みたくなる感じでした。
また東京者の私にはライブハウスは地下にある物という認識が強く、特にパンクだとかハードコアだとか、そういうアンダーグラウンドなものはその名の通り、地下で演奏するものだと思っていたのですが、こちらのライブハウスは12Fで、それも健全そうな商業施設の上にあります。更に窓から夜景が楽しめるという新鮮さです。
あとは偶然良かったのか、常々良かったのかわかりませんが、東京のパンク系のライブハウスに比べて適音で音質も良かった気がします。
１、THINK AGAIN
仕事帰りに行ったので間に合わず…。しかし他のバンドに見たいものが多かったので、正直THINK AGAINが1番手でラッキーだったかもしれないと思ってしまいました。
２、CROCODILE COX
JOHNS TOWN ALOHAを前身とする、少しカオティック入ったTHRASH。ライブハウスに行くまでの電車でTOTAL FURYなんか聴いて丁度USハードコア・スラッシュな気分だったので、彼等の音が自然と体に入ってきて気持ちよかったです。
３、CITIZENS PATROL
オランダはホーランドのハードコアバンド。CITIZENS PATROL。EPのリリースのみでCD化もされていない事からマニア以外にはマイナーな存在であろう彼等。
ただFRAMITEDのTシャツが目立つボーカルのパフォーマンスは強烈。ブチ切れです!!外国の方々は少しふくよかな体型でも、歩き回ったり飛び回ったり動きが軽快ですね。音はUNITYとか、US初期スラッシュを思い起こさせる感じ。目新しいサウンドじゃないんだけれど、展開にメリハリがあって超かっこいいです。
４、九狼吽
ex-PAINTBOXの宗さん率いるジャパニーズ・ハードコアバンド。元々はこういう体育会系(?)な感じは苦手だったのですが、キャリアのある方々の演奏はさすがの迫力。スピードチューンは勿論、ミドルテンポの曲がかっこいいのはさすが。貫禄のあるステージングでした。名古屋のバンドだからあまり見る機会もないので見れてよかったです。
５、Terveet Kadet
フィンランドの生ける伝説。
正直、ナメてました。1stの再発とか聴いてましたけど、そこまでピンときてませんでした。
とにかくライブが凄い。何が凄いって、ボーカルがヨボヨボのおじいちゃんなのに、すげー激しい!!!動き回る、胸を叩く、威嚇する、タメてシャウト。ステージ上だと非常にかっこいいのですが、大衆居酒屋で出会ったら人生詰んだ親父そのものでしょう。
そして曲。ハードコアサーカスとでも呼びたくなる程の、30秒～1分の曲に無駄なく詰め込まれたリフやテクニック。それを間髪入れずに連続で叩き出す様は、日本で言うGAUZEぐらいの貫禄があります。本当に。
90年代の退屈なD-BEAT期の曲は完全封印(笑)。1stアルバムを中心とした選曲にも大満足。お客さんがそこまで盛り上がっていなかったのが残念でしたが、伝説は伊達じゃなかったのでした…。
６、SYSTEMATIC DEATH
2008年の恵比寿リキッドルームでS.O.B、GAUZE、原爆オナニーズで対バンした時以来だったので、もう3、4年ぶりに見る事になるのでしょうか?当時のパンク仲間や、当時好きだった女の子と行ったのを思い出して、なんだか懐かしくなります。
肝心のシステマなんですが相変わらず緊張感が無い(笑)。日本のキャリア組であるシステマが外タレを差し置いてトリを務めるという流れには燃えましたが、メンバー内輪で話し合ったりして緩い緩い!!
曲はよくも悪くも金太郎飴なんですが、GAUZE系スラッシュでスピード感あるので気持ちよく聴けましたし、なんだかんだ80年代の名曲の数々には胸が熱くなりました。
【総評】
やはりHIP HOP文化と密接な神奈川なのか、キャップ帽の皆さんが多くて文化の違いを感じました。あとはもう少しお客さんが盛り上がってれば最高だと思ったのですが…ライブの内容自体は申し分なかったです。
Terveet Kadetは東京はこれからだし、もう1回見ようか本当に迷っています。もう来日する事はないでしょうからね…。
『YOKOHAMA INTERNATIONAL HARDCORE FESTIVAL 2013』
SYSTEMATIC DEATH/CITIZENS PATROL(f.HOLLAND)/Terveet Kadet(f.FINLAND)
THINK AGAIN/九狼吽(f.名古屋)/CROCODILE COX
open/18:00 start/18:30
adv/2000yen+1D door/2300yen+1D
行ってきました。Terveet Kadetの来日をとりあえず見たかったんです。東京のイベントに行ってもよかったのですが、こちらは外タレが2つも見られますし、対バンは九狼吽にシステマとこれば、勢い込んで神奈川まで行っちゃおうかな?!…という事になりました。
今回は神奈川の「横浜BBストリート」という初めて行くライブハウスに行ったのですが、全然横浜じゃない!!関内駅やないけ!!…と突っ込みたくなる感じでした。
また東京者の私にはライブハウスは地下にある物という認識が強く、特にパンクだとかハードコアだとか、そういうアンダーグラウンドなものはその名の通り、地下で演奏するものだと思っていたのですが、こちらのライブハウスは12Fで、それも健全そうな商業施設の上にあります。更に窓から夜景が楽しめるという新鮮さです。
あとは偶然良かったのか、常々良かったのかわかりませんが、東京のパンク系のライブハウスに比べて適音で音質も良かった気がします。
１、THINK AGAIN
仕事帰りに行ったので間に合わず…。しかし他のバンドに見たいものが多かったので、正直THINK AGAINが1番手でラッキーだったかもしれないと思ってしまいました。
２、CROCODILE COX
JOHNS TOWN ALOHAを前身とする、少しカオティック入ったTHRASH。ライブハウスに行くまでの電車でTOTAL FURYなんか聴いて丁度USハードコア・スラッシュな気分だったので、彼等の音が自然と体に入ってきて気持ちよかったです。
３、CITIZENS PATROL
オランダはホーランドのハードコアバンド。CITIZENS PATROL。EPのリリースのみでCD化もされていない事からマニア以外にはマイナーな存在であろう彼等。
ただFRAMITEDのTシャツが目立つボーカルのパフォーマンスは強烈。ブチ切れです!!外国の方々は少しふくよかな体型でも、歩き回ったり飛び回ったり動きが軽快ですね。音はUNITYとか、US初期スラッシュを思い起こさせる感じ。目新しいサウンドじゃないんだけれど、展開にメリハリがあって超かっこいいです。
４、九狼吽
ex-PAINTBOXの宗さん率いるジャパニーズ・ハードコアバンド。元々はこういう体育会系(?)な感じは苦手だったのですが、キャリアのある方々の演奏はさすがの迫力。スピードチューンは勿論、ミドルテンポの曲がかっこいいのはさすが。貫禄のあるステージングでした。名古屋のバンドだからあまり見る機会もないので見れてよかったです。
５、Terveet Kadet
フィンランドの生ける伝説。
正直、ナメてました。1stの再発とか聴いてましたけど、そこまでピンときてませんでした。
とにかくライブが凄い。何が凄いって、ボーカルがヨボヨボのおじいちゃんなのに、すげー激しい!!!動き回る、胸を叩く、威嚇する、タメてシャウト。ステージ上だと非常にかっこいいのですが、大衆居酒屋で出会ったら人生詰んだ親父そのものでしょう。
そして曲。ハードコアサーカスとでも呼びたくなる程の、30秒～1分の曲に無駄なく詰め込まれたリフやテクニック。それを間髪入れずに連続で叩き出す様は、日本で言うGAUZEぐらいの貫禄があります。本当に。
90年代の退屈なD-BEAT期の曲は完全封印(笑)。1stアルバムを中心とした選曲にも大満足。お客さんがそこまで盛り上がっていなかったのが残念でしたが、伝説は伊達じゃなかったのでした…。
６、SYSTEMATIC DEATH
2008年の恵比寿リキッドルームでS.O.B、GAUZE、原爆オナニーズで対バンした時以来だったので、もう3、4年ぶりに見る事になるのでしょうか?当時のパンク仲間や、当時好きだった女の子と行ったのを思い出して、なんだか懐かしくなります。
肝心のシステマなんですが相変わらず緊張感が無い(笑)。日本のキャリア組であるシステマが外タレを差し置いてトリを務めるという流れには燃えましたが、メンバー内輪で話し合ったりして緩い緩い!!
曲はよくも悪くも金太郎飴なんですが、GAUZE系スラッシュでスピード感あるので気持ちよく聴けましたし、なんだかんだ80年代の名曲の数々には胸が熱くなりました。
【総評】
やはりHIP HOP文化と密接な神奈川なのか、キャップ帽の皆さんが多くて文化の違いを感じました。あとはもう少しお客さんが盛り上がってれば最高だと思ったのですが…ライブの内容自体は申し分なかったです。
Terveet Kadetは東京はこれからだし、もう1回見ようか本当に迷っています。もう来日する事はないでしょうからね…。