・肉奴隷/鎮魂歌
HG FACTからリリースされた群馬のノイズ、カセットテープリリース。
同レーベルから出た「Genital torture(CD)」はショートノイズの連発でハードコアよりの音源でしたが、対してこちらの「鎮魂歌」は初期INCAPACITANTSよろしくのジャパニーズ・ハーシュノイズ道、一直線。
個人的にノイズの大名盤だと思っているINCAPACITANTSの「REPO」にクリソツで、くぐもったノイズがずっと聴こえてくる様は、聴く人が聴けば本当にただの雑音でしかないのでしょうが、妙な心地よさを孕んでいます。
カセットには歌詞なんて書いてありますが、そもそも歌ってないですよ?
これが30分も続いたら飽きてしまうのかもしれませんが、カセットテープという事で、丁度飽きる前に終わってくれます。なんか、たまに聞き返したくなる音源ですね。
これが驚いた事に、HG FACTの通販ページで「売り切れ間近」の表記と共に未だに500円で売られています。限定95本なのに裁けてないんかいっ！…と言いたくなってしまいそうです。興味を持たれた方はどうぞ。