こんばんは!

Youth Choir Aldebaran所属の山田真大(TOKIO)です。


昨日のブログでお知らせしました通り、佐々木晶(ゆず)さんと現在ウィーン留学中です!!



本日7/3はいよいよシェーンベルクコアとの初合わせ。

リハーサル会場は、宿泊しているホテル目の前のMuseumsquareなので安心!…かと思いきや、実は会場が変わっていたことが前日に発覚😱

ホテルから電車と徒歩で30分ほどの練習場へと移動することになりました。



リハーサルは夕方からなので、その前に少しばかりウィーンを散策することに🍀





会場まで向かう途中のStephansplatzで途中下車。

駅を降りると目の前に大聖堂が!





目的地は別にあったのですが、こりゃあ行くっきゃない🏃‍➡️


中に入った途端、2人して息を飲みました。

天井は高く、至るところに精巧な彫刻や絵画が。ステンドグラスは美しく(かわいい)、さらには巨大パイプオルガンも!

ヨーロッパにおけるキリスト教の歴史を全身で浴びました。




かわいいステンドグラス




個人的に印象深かったのは、入り口付近に置かれていた、たくさんのろうそくたちです。


誰でも1ユーロ払えば、ろうそくを手に取り、既に置かれている別のろうそくから火をもらって、新しい灯火をつけることができます。教会に訪れる人が絶えない限り、この灯火が消えることはありません。一つ一つの炎はすぐに消えてしまうけれど、それを次のろうそくに分け与えることで炎が燃え続けるというのは、人の歴史そのものを表しているようで、心に深く残りました。





さてさて、しみじみしちゃいましたが、その後向かった本当の目的地はここ!

楽譜屋Doblingerです!!



写真は撮れなかったのですが、お店の中は楽譜の山⛰️

タンスの引き出しの中にぎっしりと楽譜が詰め込まれていました。

またCDコーナーでは、松下耕先生作曲のUbi Caritasや、Tokyo Cantat2023にて栗友会が演奏したシェーンベルク作曲「5つのルシャン」、同じくTC2023における招聘講師として来日されていたフリーダー・ベルニウス先生指揮の録音など、身近に感じられるCDがたくさんありました。


↓自分用お土産のオルゴール



(曲はモーツァルトのアイネクライネナハトムジーク)




寄り道が長くなりました。

この後はいよいよ本日の目玉イベント、シェーンベルクコアの合唱リハーサルです!


駅からリハ会場までの道のりは、7年前からウィーンにてご活躍されているソプラノ歌手の石坂彩子さんに案内頂きました。石坂さんは渡航前からさまざまに我々を気にかけてくださり、本当にお世話になっております。重ね重ね大感謝です🙇‍♂️


石坂さんとは7/6~7/7のStainz本番と、7/13のKremsでもご一緒する予定です🎶





そしてリハ会場に到着。

会場に続々と集まる合唱団の皆さんに突撃自己紹介をしたり、お土産を配りったりしていると、いらっしゃいました!今回我々2人をウィーンに招待してくださったエルヴィン・オルトナー先生です!!



再会の挨拶を終え、ついにリハーサル開始。

オルトナー先生は、とにかく言葉に重きをおいた指導をされます。「楽譜(言葉、音、etc…)は作曲家からの手紙である」

「子音で言葉を伝え、母音で楽器を演奏する」

「言葉のアクセントに重心がある。だけど和音によっては、語尾でもフレーズが収まるとは限らない」珠玉の言葉ばかりです

(ここでも石坂さんには多大なる通訳を頂きました)


オルトナー先生の音楽に対するこのような考え方と、そうした先生の思いに柔軟に呼応し続けるシェーンベルクコアの皆様に、最後まで圧倒されっぱなしなリハーサルでした。

言葉よりも身体で感じて学んだことがたくさんあるので、それらを言語化して自分の中に落としこみ、ものにできるよう頑張ります💪



明日はついに本番会場のStainzへ移動してオケ合わせです!

朝も早いのでやることやって早く寝て、体調をしっかり整えて行こうと思います。

それでは!


Gute nacht💤



(写真いろいろ)


↓Stephansplatzで出会った馬




地下迷宮みたいでワクワクな駅。


リハ会場の外観。ふだんは車の整備場らしい。