僕は見た目のコンプレックスが人一倍すごい。チビでガリで手足が短いなで肩、姿勢も悪い、毛深い。中学生の頃はそれなりに身長高い方だったけど、高校、大学になるにつれて周りの友達にどんどん抜かされていった。だから中学生のユニフォームはまだ全然着れるしなんならお気に入りのTシャツだ。そこまで悪いなら諦めがつくだろとみんな思うだろうけどそうはいかない。鏡をみると「案外悪くなくね?」って毎朝なるんだ。何故か鏡で見た自分は170cmあって足が長い普通の人になれる。逆に、大学の入り口にあるガラスに反射する自分の姿はびっくりするくらい醜い。毎朝希望を見せられては昼頃に絶望している。一種の躁鬱だ。自分でも改善できる部分は治そうとしている。主に姿勢。時間がかかりすぎるからやめたけど、前は脱毛もしていた。自分の醜さを受け入れるなら、どうせなら、胸を張ってビシッと生きていきたい。そう思って最近姿勢は気づいたら伸ばすよにしている。でも残念なことに僕は絶望的に撫で肩でスマホ首で猫背でもある。友達にいつの間にか撮られていた写真を見ると僕のおじいちゃんよりも角度の狭い腰をした僕がいる。これも長い道のりだ。