大震災当日 最大津波の前に帰宅 釧路で避難所で住民の8割 | くしろぐ

大震災当日 最大津波の前に帰宅 釧路で避難所で住民の8割

東日本大震災が起きた3月11日に避難指示・勧告を出した道内の自治体で、多くの住民が一度は避難所に移動しながらも、津波の最大波到達時には避難所を離れていたことが分かった。自宅などに戻ったとみられ、避難所内の人数は釧路市でピーク時の約2割、函館市で同6割にまで減っていた。東北地方では、第1波到達後に避難所から帰宅して犠牲になった人も多く、専門家は津波の恐ろしさの周知徹底などの課題を指摘している。

「避難所は食料や毛布、暖房も用意しているが、避難指示が長引くと、町民は疲れて帰ってしまう」。釧路管内白糠町の防災担当者は打ち明ける。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/289674.html