ノロッコ号300人乗せ発車 釧路
【釧路】大型連休初日の29日、釧根管内は比較的好天に恵まれ、最高気温は釧路で10・7度、根室でも11・5度と平年を上回った。釧路湿原の風景を車内からのんびり楽しむJR釧網線の「くしろ湿原ノロッコ号」の運行が始まり、釧路市動物園では「春の動物園まつり」がスタートし、震災の影響で客足の鈍りが心配される中、行楽地は家族連れや観光客らでにぎわった。(渡辺史哉、小坂洋右)
ノロッコ号には運行開始を待ちわびた約300人が乗車した。今年は釧網線開通80周年。車体にはオリジナルのヘッドマークや専用の行き先票が取り付けられ、出発前のJR釧路駅ではファンや観光客が楽しげに記念撮影していた。
出発式では、蝦名大也釧路市長が「湿原の風景を満喫してほしい」とあいさつ。元釧路駅長の白戸雄洋さん(73)が右手を挙げ、塘路駅へ向かう列車に出発の合図を送った。
大阪府から家族3人で北海道旅行に訪れた会社員武島郁子さん(39)は「5年前に来た時は時間が合わず乗れなかったので、楽しみです」と笑顔だった。
5月末までは釧路-塘路間を1日1往復(9~13日は運休)。6月は2往復(7~9日は運休)。7~10月も運行し、10月は川湯温泉駅までの延長運転を予定。
問い合わせはJR釧路駅(電)0154・24・3176かJR旅行センター釧路支店(電)25・4890へ。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/289783.html
ノロッコ号には運行開始を待ちわびた約300人が乗車した。今年は釧網線開通80周年。車体にはオリジナルのヘッドマークや専用の行き先票が取り付けられ、出発前のJR釧路駅ではファンや観光客が楽しげに記念撮影していた。
出発式では、蝦名大也釧路市長が「湿原の風景を満喫してほしい」とあいさつ。元釧路駅長の白戸雄洋さん(73)が右手を挙げ、塘路駅へ向かう列車に出発の合図を送った。
大阪府から家族3人で北海道旅行に訪れた会社員武島郁子さん(39)は「5年前に来た時は時間が合わず乗れなかったので、楽しみです」と笑顔だった。
5月末までは釧路-塘路間を1日1往復(9~13日は運休)。6月は2往復(7~9日は運休)。7~10月も運行し、10月は川湯温泉駅までの延長運転を予定。
問い合わせはJR釧路駅(電)0154・24・3176かJR旅行センター釧路支店(電)25・4890へ。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/289783.html