産直市に学生の“応援団” 釧路
【釧路】釧路管内の農水産物や加工品を集めて毎週土曜に港町かもめホール(釧路市入舟4)で開かれている「かもめ市」に、大きな助っ人が現れた。道教大釧路校の学生が応援団を結成、30日には東日本大震災の被災者へ歌声を届ける催しを行う。5月以降もイベントやサービスを企画中で「地域と学生、観光客をつなぐ場にしたい」と張り切っている。
かもめ市は2006年に始まり、地場産の魚介や野菜のほか、農水産加工品などを販売。中心市街地で百貨店やスーパーなどが閉店する中、高齢者を中心に地域住民に親しまれている。
かもめ市のにぎわいを地域社会について学ぶ釧教大生が知り、手伝いを始める中で「もっと広くPRしたい」と応援団が発足した。団長の木島麻衣さん(4年)ら5人が参加。佐藤甲斐さん(同)は「生産者の顔が分かる魅力を市民や観光客に伝えたい」と話す。
30日午前10時~11時には被災地に歌声を届ける催しを行い、「上を向いて歩こう」「大空と大地の中で」を合唱する。木島さんは「買い物客、市民、学生など多くの人に来てほしい」と参加を呼び掛ける。歌はCDに録音して被災地のFMラジオ局で流してもらい、インターネット中継もされる予定だ。
今後は子供を対象に魚の絵を描いてもらうイベントを考えており、高齢者向けに買い物の手伝いをする構想も膨らませている。問い合わせは木島さん(電)090・8058・1283へ。(桜井則彦)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/288678.html
かもめ市は2006年に始まり、地場産の魚介や野菜のほか、農水産加工品などを販売。中心市街地で百貨店やスーパーなどが閉店する中、高齢者を中心に地域住民に親しまれている。
かもめ市のにぎわいを地域社会について学ぶ釧教大生が知り、手伝いを始める中で「もっと広くPRしたい」と応援団が発足した。団長の木島麻衣さん(4年)ら5人が参加。佐藤甲斐さん(同)は「生産者の顔が分かる魅力を市民や観光客に伝えたい」と話す。
30日午前10時~11時には被災地に歌声を届ける催しを行い、「上を向いて歩こう」「大空と大地の中で」を合唱する。木島さんは「買い物客、市民、学生など多くの人に来てほしい」と参加を呼び掛ける。歌はCDに録音して被災地のFMラジオ局で流してもらい、インターネット中継もされる予定だ。
今後は子供を対象に魚の絵を描いてもらうイベントを考えており、高齢者向けに買い物の手伝いをする構想も膨らませている。問い合わせは木島さん(電)090・8058・1283へ。(桜井則彦)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/288678.html