アオコンブ 輝くあめ色 釧路、漁最盛期 | くしろぐ

アオコンブ 輝くあめ色 釧路、漁最盛期

【釧路】釧路市沿岸の春の風物詩、アオコンブ採りが最盛期を迎えている。漁業者は干潮時に胴長を履いて腰までつかり、あめ色に輝くコンブを一本ずつ引き抜いている。

アオコンブは、岸に近い岩場に生えているナガコンブを、成長しきらないうちに採取したものの通称。コンブ漁師で釧路市東部漁協の加藤昌俊組合長は「津波の影響は今のところはない。品質も水揚げ量も例年通り」と話している。

同漁協はアオコンブをゆでた後、約2ミリの幅に切断し、「釧路産早取(はやとり)きざみ昆布」として、釧路、札幌、旭川などのスーパーに出荷している。コリコリとした食感が人気という。漁期は3月末から5月末まで。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/287325.html