調査捕鯨 今春は釧路沖 被災地の関係者を雇用
水産庁は19日、今年春の沿岸調査捕鯨を釧路沖で行うと発表した。春は例年、宮城県石巻市の鮎川地区沖で行っていたが、東日本大震災で同地区が被災したため、釧路沖に移す。一方、調査に際しては同地区の捕鯨関係者を雇用し、「クジラの町」再建の足がかりにしてもらう。
釧路港を中心にした半径約80キロメートルの海域で、ミンククジラ60頭を上限に25日から6月3日までの40日間行う。
沿岸調査捕鯨は4~6月に鮎川沖、9~10月に釧路沖で行っていた。鮎川地区は100年以上の歴史がある国内有数の捕鯨拠点だが、震災で処理場や加工施設、小型捕鯨船2隻も破損。このため、和歌山、千葉両県から捕鯨船3隻を回し、3隻の乗組員のほかに鮎川地区の捕鯨会社社員ら約20人を雇用する。海上での調査に携わるほか、釧路港で解体や加工を担う予定だ。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/287221.html
釧路港を中心にした半径約80キロメートルの海域で、ミンククジラ60頭を上限に25日から6月3日までの40日間行う。
沿岸調査捕鯨は4~6月に鮎川沖、9~10月に釧路沖で行っていた。鮎川地区は100年以上の歴史がある国内有数の捕鯨拠点だが、震災で処理場や加工施設、小型捕鯨船2隻も破損。このため、和歌山、千葉両県から捕鯨船3隻を回し、3隻の乗組員のほかに鮎川地区の捕鯨会社社員ら約20人を雇用する。海上での調査に携わるほか、釧路港で解体や加工を担う予定だ。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/287221.html