道、海水中の放射線量調査 室蘭、えりも、釧路沖など3地点 | くしろぐ

道、海水中の放射線量調査 室蘭、えりも、釧路沖など3地点

道は8日、福島第1原発事故で放射性物質が海中に流出したことを受け、北海道沖の3地点で海水中の放射線量検査を11日に実施する。道立衛生研究所が分析し、14日に結果を公表する。

道立水産研究本部の試験調査船「北辰丸」(216トン)が室蘭市と日高管内えりも町、釧路市のそれぞれ沖合約20キロで、水深100~250メートルの海水を採る。11日以降も当面、隔週で調査する予定だ。

文部科学省は毎年、後志管内余市町沖合で海水中の放射性物質の有無を調査しており、道はこの調査結果の数値を参考に、放射線の異常値が出た場合は魚介類の検査実施も検討するとしている。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/284456.html