広尾沖に丸太20本、津波で漂流 海保が注意呼びかけ | くしろぐ

広尾沖に丸太20本、津波で漂流 海保が注意呼びかけ

【広尾】22日午前11時ごろ、十勝管内広尾町の十勝港の東35キロ沖に丸太約20本が漂流しているのを第1管区海上保安本部(1管本部)千歳航空基地の小型飛行機が発見、現場付近を航行する漁船や貨物船に注意を呼びかけている。

丸太は同管内大樹、豊頃両町の海岸にも約350本が漂着しており、いずれも東日本大震災による津波で同港から流出したものとみられる。

広尾海保などによると、流出した丸太は約1万8千本に上るという。15日から22日までの間に、釧路市音別から日高管内えりも町にかけての沖合と海岸で、約2千本が確認され、一部は地元漁協や道などが回収した。

同海保は流出した丸太の大半は海中に沈んだ可能性が高いとみている。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/280357.html