小畑さんの人気漫画 映画化へ 釧路
【釧路】釧路市在住の漫画家小畑友紀さんの人気作「僕等(ぼくら)がいた」が、映画化されることになった。原作では舞台として釧路も登場するだけに、漫画ファンだけでなく市内の観光関係者からも「釧路を全国にアピールし、人を呼び込むチャンス」と期待が膨らんでいる。
映画化は、作品連載中の月刊少女漫画雑誌「ベツコミ」を発行している小学館(東京)が発表した。全国東宝系で2012年公開予定で「前編」「後編」の2部作になる。ロケ地は未発表だが、原作を生かして釧路や周辺地域が選ばれる可能性がある。
「僕等がいた」は2002年からの累計発行部数が1千万部目前の若者に大人気のラブストーリー。釧路の地名はないが、幣舞橋や釧路フィッシャーマンズワーフMOOなどの風景が登場する。
小学館は今月発売の「ベツコミ」4月号で、「田舎の自室で1人でちまちまと描いていた世界が、多くの方の手を借りて映画になるということが何とも感慨深いです」という小畑さんのコメントを掲載した。
釧路観光協会の袖中居広志専務理事(62)は「原作は、随所に釧路の風景が出てくる。読者も相当いるので釧路のPRにつながるのでは」と期待する。
昨夏、JR釧路駅で開かれた原画展に2度足を運んだ同市幣舞の会社員亀田祐香さん(28)は「映画化の朗報を待っていました。ロケはぜひ釧路でやってほしい。絶対に見に行きます」と喜んでいる。(小坂洋右)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/280208.html
映画化は、作品連載中の月刊少女漫画雑誌「ベツコミ」を発行している小学館(東京)が発表した。全国東宝系で2012年公開予定で「前編」「後編」の2部作になる。ロケ地は未発表だが、原作を生かして釧路や周辺地域が選ばれる可能性がある。
「僕等がいた」は2002年からの累計発行部数が1千万部目前の若者に大人気のラブストーリー。釧路の地名はないが、幣舞橋や釧路フィッシャーマンズワーフMOOなどの風景が登場する。
小学館は今月発売の「ベツコミ」4月号で、「田舎の自室で1人でちまちまと描いていた世界が、多くの方の手を借りて映画になるということが何とも感慨深いです」という小畑さんのコメントを掲載した。
釧路観光協会の袖中居広志専務理事(62)は「原作は、随所に釧路の風景が出てくる。読者も相当いるので釧路のPRにつながるのでは」と期待する。
昨夏、JR釧路駅で開かれた原画展に2度足を運んだ同市幣舞の会社員亀田祐香さん(28)は「映画化の朗報を待っていました。ロケはぜひ釧路でやってほしい。絶対に見に行きます」と喜んでいる。(小坂洋右)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/280208.html