事故被害に遭ったワシは357羽 釧路
【釧路】国の天然記念物のオジロワシとオオワシの保護増殖に向けた環境省の分科会(座長・藤巻裕蔵帯畜大名誉教授)が17日、釧路市内で開かれ、ワシの事故事例などが報告された。
分科会では、2000年から10年までに環境省釧路湿原野生生物保護センターにけがなどで運び込まれたオジロワシとオオワシの傷病原因が発表された。オジロワシは177羽のうち、自動車との衝突による収容が17%と一番多く、車にはねられたエゾシカなどの死骸(しがい)を食べている時にぶつかることが多かった。
オオワシは180羽中、鉛汚染が原因の個体が35%に及び、ハンターに鉛弾で撃たれたエゾシカなどの肉を食べたことが原因とした。分科会は、11年度も基礎調査を進め、事故防止策などを実施していくことも確認した。(渡辺史哉)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/279526.html
分科会では、2000年から10年までに環境省釧路湿原野生生物保護センターにけがなどで運び込まれたオジロワシとオオワシの傷病原因が発表された。オジロワシは177羽のうち、自動車との衝突による収容が17%と一番多く、車にはねられたエゾシカなどの死骸(しがい)を食べている時にぶつかることが多かった。
オオワシは180羽中、鉛汚染が原因の個体が35%に及び、ハンターに鉛弾で撃たれたエゾシカなどの肉を食べたことが原因とした。分科会は、11年度も基礎調査を進め、事故防止策などを実施していくことも確認した。(渡辺史哉)
北海道新聞
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