起重機船、気仙沼港目指し出発/濱谷建設
被災地に支援を-。釧路市の建設会社濱谷建設(濱谷一生社長)の従業員ら20人と作業用重機などを載せた起重機船「翔栄号」(250㌧)が16日、東日本大震災で被災した東北地域を支援するため、気仙沼港を目指し釧路港を出港した。 入舟岸壁で行われた出発式で、蝦名大也市長は「いち早く支援態勢を整えていただき関係者に感謝している。現地では大変な作業が待っているが、一日も早い復興を目指し、多くの人々の救済に当たってほしい」とあいさつ。濱谷社長は緊張した表情の従業員を前に「けがや体調管理に気を付け、日ごろの技術を十分に発揮してもらいたい」と述べた。 翔栄号には作業用のショベルカー10台、救援物資として釧路市から提供を受けた水100箱のほか、従業員の仮設ハウス5棟、食料2カ月分を積み込んだ。帰釧の時期は未定。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110317/201103172.html
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