NZでの援助活動を報告 釧路
【釧路】ニュージーランド地震の被災地で国際緊急援助隊として捜索・復興支援に当たった釧路海上保安部巡視船「えりも」の潜水士伊藤努さん(28)が15日、同海保で帰国を報告した。
海保職員では道内唯一の参加。被災地のクライストチャーチ市で7~11日、日本人被災者の遺留品を捜索したり、がれきの撤去作業などを行ったりした。
伊藤さんは「目が覚めるような揺れに何度も襲われた」と余震が続く現地の様子を説明し、「昼夜の気温差が大きく水分補給に苦労したが、現地ボランティアの支援で無事に作業を進めることができた」と振り返った。
11日に発生した東日本大震災の被災地には、同海保から巡視船2隻が派遣されている。「えりも」の潜水士5人も救助活動に当たっており、伊藤さんは「津波で流されたがれきの下に潜っての作業になるため、けがに気をつけてほしい。惨事を目の当たりにし続けることでの心的ストレスも心配」と仲間を気遣った。(坂本有香)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/278965.html
海保職員では道内唯一の参加。被災地のクライストチャーチ市で7~11日、日本人被災者の遺留品を捜索したり、がれきの撤去作業などを行ったりした。
伊藤さんは「目が覚めるような揺れに何度も襲われた」と余震が続く現地の様子を説明し、「昼夜の気温差が大きく水分補給に苦労したが、現地ボランティアの支援で無事に作業を進めることができた」と振り返った。
11日に発生した東日本大震災の被災地には、同海保から巡視船2隻が派遣されている。「えりも」の潜水士5人も救助活動に当たっており、伊藤さんは「津波で流されたがれきの下に潜っての作業になるため、けがに気をつけてほしい。惨事を目の当たりにし続けることでの心的ストレスも心配」と仲間を気遣った。(坂本有香)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/278965.html