釧路の不明船長ら3人無事 宮城・気仙沼港で被災 | くしろぐ

釧路の不明船長ら3人無事 宮城・気仙沼港で被災

【釧路】宮城県の気仙沼港に出漁中、東日本大震災発生後に連絡が取れなくなっていたマグロはえ縄漁船「第11みのる丸」(加藤充則船長、19トン、釧路市東部漁協所属)の乗組員3人の無事が14日未明、確認された。

3人は加藤船長(46)と、昇さん(51)、朗さん(44)の兄弟3人=いずれも釧路市知人町5=。同日午前1時20分ごろ、加藤船長から長兄光一さん(52)=同住所=に携帯電話で連絡が入った。

光一さんによると、3人は地震発生直後、津波をかわすため船で沖に向かったが大型漁船と衝突し、港内の造船場に打ち上げられた。その後、近くの山に逃げ込み、翌朝から気仙沼市役所に避難しているという。

3人の無事を聞き、母洋子さん(78)は「無事で良かった」と涙ぐみながら話した。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/277912.html