ばんえい競馬が義援金の募金活動
ばんえい十勝は13日、東北地方太平洋沖地震の被害に対する義援金の募金活動を帯広競馬場と道内7カ所(旭川、北見、岩見沢、釧路、苫小牧、名寄、網走)の場外発売所で始めた。帯広競馬場では被災地出身の調教師らが沈痛な表情で来場者に募金を呼び掛け、レースでは騎手が喪章を着けて騎乗した。
同競馬の厩舎(きゅうしゃ)関係者には被災地の宮城県、岩手県など東北地方出身者が多く同地方には馬主・生産者も大勢いる。親族の安否が確認できない関係者も多い。募金は市とオッズパーク・ばんえい・マネジメント、ばんえい競馬馬主協会、ばんえい十勝調教師会、NPO法人とかち馬文化を支える会、SPCとかちむら株式会社が協力して実施している。
帯広競馬場では13日午前10時の開門から、岩手県遠野市出身の鈴木邦哉調教師、同県洋野町出身の西弘美調教師らが正門で募金を呼び掛け、来場者は次々に協力していた。鈴木調教師は「昨日の朝、ようやく82歳の母親が避難所にいることが分かった。親族の所在が分からない競馬関係者も多い」と語る。馬文化を支える会会員の大江史晃さん(帯畜大4年)は募金活動に参加しながら、仙台市の実家の両親と連絡が取れないことに「心配だ」と話していた。競馬場では開催日の午前10時の開門から最終レース後の払い戻し終了時(午後6時前)まで寄付を受け付ける。
十勝毎日新聞
http://www.tokachi.co.jp/news/201103/20110313-0008310.php
同競馬の厩舎(きゅうしゃ)関係者には被災地の宮城県、岩手県など東北地方出身者が多く同地方には馬主・生産者も大勢いる。親族の安否が確認できない関係者も多い。募金は市とオッズパーク・ばんえい・マネジメント、ばんえい競馬馬主協会、ばんえい十勝調教師会、NPO法人とかち馬文化を支える会、SPCとかちむら株式会社が協力して実施している。
帯広競馬場では13日午前10時の開門から、岩手県遠野市出身の鈴木邦哉調教師、同県洋野町出身の西弘美調教師らが正門で募金を呼び掛け、来場者は次々に協力していた。鈴木調教師は「昨日の朝、ようやく82歳の母親が避難所にいることが分かった。親族の所在が分からない競馬関係者も多い」と語る。馬文化を支える会会員の大江史晃さん(帯畜大4年)は募金活動に参加しながら、仙台市の実家の両親と連絡が取れないことに「心配だ」と話していた。競馬場では開催日の午前10時の開門から最終レース後の払い戻し終了時(午後6時前)まで寄付を受け付ける。
十勝毎日新聞
http://www.tokachi.co.jp/news/201103/20110313-0008310.php