マツカワ種苗提供を終了/釧路の北水研
独立行政法人・水産総合研究センター北海道区水産研究所(北水研・釧路市桂恋)は事業見直しに伴い、えりも以東海域(十勝-根室)で各地の生産者団体などが放流しているマツカワの種苗提供を今年度限りで廃止する。種苗を大量生産する技術が確立し、新年度から放流効果や生態などを調べる研究に移行するためで、放流自体は継続されるが、規模は現行の約6割に縮小される。体長は大きいもので70㌢を超えるマツカワは高級魚として珍重されてきたが、1980年代から漁獲が激減し、幻の魚ともいわれるようになった。資源の回復を目指し、研究機関が80年代中盤から種苗の大量生産技術の開発をスタートしていた。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110313/201103137.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110313/201103137.html