北海道内景気、3月は足踏み感 日銀「夏にも持ち直し」
日銀札幌支店は9日、3月の金融経済概況を発表した。道内の景気判断は「持ち直しを続けているものの、足踏み感もうかがわれる」で据え置いた。個人消費や公共投資に明るい兆しがみえる一方、輸出が横ばい圏のほか、住宅投資は持ち直しの動きが鈍化している。宇平直史支店長は「全国に比べると道内景気の回復は遅れ気味だが、夏にも持ち直してくる」との見方を示した。(札幌は道内全般)
【札幌】1月の乗用車新車販売台数は前年同月比16.2%減。昨年12月までは2割超減っていた。新青森―新函館の新幹線関連工事が寄与し、1月の公共工事請負額は同89.4%増と2カ月連続で増加。年度累計(2010年4月~11年1月)では前年度比17.4%減となり、減少率は縮小してきた。
【旭川】道北の景気判断は「低迷が続く中、持ち直しの動きに一服感がみられる」と据え置き。雇用環境は改善、住宅投資も下げ止まっているが、個人消費は家電・自動車の駆け込み需要の反動減が続く。1月の公共工事請負額は前年同月比42.8%減った。
【函館】道南は「持ち直しの動きが一服している」との判断を据え置いた。1月の公共工事請負額が前年同月比7.3倍の約97億円に上り、北海道新幹線関連工事が約85%(約82億円)を占めた。観光も好調の兆しがあり、主要ホテル宿泊客数が同6.3%増えた。
【釧路】道東地域の景気判断は据え置き。2月の公共工事請負額は前年同月比35.6%増。14カ月ぶりに増加に転じた。1月の製紙生産量は同1.7%増と4カ月ぶりに増加。水産加工は減産続き。生産は全体では横ばい圏だ。
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E2EBE2E2E18DE2EBE2E1E0E2E3E39EE6E3E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2
【札幌】1月の乗用車新車販売台数は前年同月比16.2%減。昨年12月までは2割超減っていた。新青森―新函館の新幹線関連工事が寄与し、1月の公共工事請負額は同89.4%増と2カ月連続で増加。年度累計(2010年4月~11年1月)では前年度比17.4%減となり、減少率は縮小してきた。
【旭川】道北の景気判断は「低迷が続く中、持ち直しの動きに一服感がみられる」と据え置き。雇用環境は改善、住宅投資も下げ止まっているが、個人消費は家電・自動車の駆け込み需要の反動減が続く。1月の公共工事請負額は前年同月比42.8%減った。
【函館】道南は「持ち直しの動きが一服している」との判断を据え置いた。1月の公共工事請負額が前年同月比7.3倍の約97億円に上り、北海道新幹線関連工事が約85%(約82億円)を占めた。観光も好調の兆しがあり、主要ホテル宿泊客数が同6.3%増えた。
【釧路】道東地域の景気判断は据え置き。2月の公共工事請負額は前年同月比35.6%増。14カ月ぶりに増加に転じた。1月の製紙生産量は同1.7%増と4カ月ぶりに増加。水産加工は減産続き。生産は全体では横ばい圏だ。
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E2EBE2E2E18DE2EBE2E1E0E2E3E39EE6E3E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2