入試問題ネット投稿:携帯の対応策は? 釧路公大など不正防止対策 /北海道
◇釧路公大、ビニールに入れ机上に/北大、3項目の不正防止策
京都大など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットの質問掲示板に投稿された事件を受け、釧路公立大は8日の2次試験(中期日程)で、受験生に対して携帯電話の電源を切ったうえで学校が用意したジッパー付きのビニール袋に入れ、机の上に置くよう指示した。
この日、全国5会場で行われた同大の入試を受験したのは計724人。担当職員には、途中退出する受験生の受験番号と退出・入室時間、理由を記録する措置を徹底したが、特に混乱もなく試験はスムーズに終了したという。同大では「事件の後なので、(携帯電話の)所在を明らかにすることが有効と考え、実現可能な対応を取った」と話している。
北海道大もこの日、12日に行われる2次試験(後期日程)での不正防止対策を決めた。(1)受験生一人一人に試験開始前に携帯電話の電源を切らせる(2)試験時間中に携帯電話を身に着けていた場合、不正行為とみなす(3)かばんに入れた携帯電話のアラームが鳴ったら、試験会場から出す--の3項目。これまでの入試では、携帯電話はかばんに入れることを求めていただけだった。【山田泰雄、千々部一好】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110309ddlk01100124000c.html
京都大など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットの質問掲示板に投稿された事件を受け、釧路公立大は8日の2次試験(中期日程)で、受験生に対して携帯電話の電源を切ったうえで学校が用意したジッパー付きのビニール袋に入れ、机の上に置くよう指示した。
この日、全国5会場で行われた同大の入試を受験したのは計724人。担当職員には、途中退出する受験生の受験番号と退出・入室時間、理由を記録する措置を徹底したが、特に混乱もなく試験はスムーズに終了したという。同大では「事件の後なので、(携帯電話の)所在を明らかにすることが有効と考え、実現可能な対応を取った」と話している。
北海道大もこの日、12日に行われる2次試験(後期日程)での不正防止対策を決めた。(1)受験生一人一人に試験開始前に携帯電話の電源を切らせる(2)試験時間中に携帯電話を身に着けていた場合、不正行為とみなす(3)かばんに入れた携帯電話のアラームが鳴ったら、試験会場から出す--の3項目。これまでの入試では、携帯電話はかばんに入れることを求めていただけだった。【山田泰雄、千々部一好】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110309ddlk01100124000c.html