「アイヌ教育史」の労作完成/釧路
春採アイヌ学校で教師を務め、生涯を通じてアイヌ教育に献身した故永久保秀二郎(1849-1924)の33年間にわたる日誌を現代語に書き改めた翻刻が市民有志によって今夏に完成する予定だ。釧路市指定文化財として市立釧路図書館に保管されている日誌を研究機関や市民に分かりやすく伝えようと、2001年に高校の元国語教諭らが「永久保日誌を読む会」を結成し、読みこなす作業を続けてきた。同会の高井博司さん(75)は「アイヌ教育史の第一級資料が一般読者にも触れることができる」と10年におよぶ労作に手応えを感じている。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110301/201103011.html
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