釧路のタンチョウ2羽、台湾に今秋寄贈
■ニトリが費用負担
釧路市で飼育されている国の特別天然記念物タンチョウが今秋、台湾に寄贈されることになった。26日に道と釧路市、寄贈に伴う経費を負担するニトリ(本社・札幌市)の三者が協定を結んだ。タンチョウが道外に移されるのは1978~91年に後楽園(岡山市)に贈られて以来で、海外に渡るのは初めて。
釧路市の阿寒国際ツルセンターで生まれたビッグ(雄8歳)と、釧路市動物園生まれのキカ(雌5歳)を9月下旬に台北市立動物園に贈り、飼育技術を指導して国外での繁殖をめざす。
鶴は長寿や夫婦円満の象徴で台湾でも人気だ。2009年3月に台湾側が道にタンチョウの寄贈を要請。しかし、野生のタンチョウの提供は国際的に認められず、一方、釧路市では電線との衝突事故などで保護された鶴の飼育が中心で、寄贈に適した鶴の選考が難航していた。ニトリは台湾に7店舗を持ち、移送費や釧路市に新たに造る繁殖施設の建設費を負担して協力することになった。ビッグとキカの子が生まれれば、釧路市の鶴とペアリングすることも計画している。
朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001102280008
釧路市で飼育されている国の特別天然記念物タンチョウが今秋、台湾に寄贈されることになった。26日に道と釧路市、寄贈に伴う経費を負担するニトリ(本社・札幌市)の三者が協定を結んだ。タンチョウが道外に移されるのは1978~91年に後楽園(岡山市)に贈られて以来で、海外に渡るのは初めて。
釧路市の阿寒国際ツルセンターで生まれたビッグ(雄8歳)と、釧路市動物園生まれのキカ(雌5歳)を9月下旬に台北市立動物園に贈り、飼育技術を指導して国外での繁殖をめざす。
鶴は長寿や夫婦円満の象徴で台湾でも人気だ。2009年3月に台湾側が道にタンチョウの寄贈を要請。しかし、野生のタンチョウの提供は国際的に認められず、一方、釧路市では電線との衝突事故などで保護された鶴の飼育が中心で、寄贈に適した鶴の選考が難航していた。ニトリは台湾に7店舗を持ち、移送費や釧路市に新たに造る繁殖施設の建設費を負担して協力することになった。ビッグとキカの子が生まれれば、釧路市の鶴とペアリングすることも計画している。
朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001102280008