タンチョウ:釧路の「ビッグ」と「キカ」 つがいで台湾に寄贈へ
国の天然記念物タンチョウのつがいが、北海道から初めて台湾に寄贈されることになり、26日、関係機関が連携協定を結んだ。阿寒国際ツルセンター(釧路市)のビッグ(雄、8歳)と同市動物園のキカ(雌、5歳)が9月下旬に台北市動物園へ贈られ、10月公開される。
中国や台湾では、タンチョウは長寿や夫婦円満の象徴として人気がある。09年12月、札幌市内に台湾の外交窓口が開設されたのを機に台湾側から道に要請があった。数千万円の輸送費用などは、家具インテリア製造販売のニトリホールディングスが提供する。
絶滅危惧種のタンチョウはワシントン条約で国際的な商業取引が禁止されているが、学術研究目的の輸送はOK。調印式で高橋はるみ知事は「プロジェクトを機に、相互交流がさらに高まれば」と期待を語った。【鈴木勝一】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110227hog00m040005000c.html
中国や台湾では、タンチョウは長寿や夫婦円満の象徴として人気がある。09年12月、札幌市内に台湾の外交窓口が開設されたのを機に台湾側から道に要請があった。数千万円の輸送費用などは、家具インテリア製造販売のニトリホールディングスが提供する。
絶滅危惧種のタンチョウはワシントン条約で国際的な商業取引が禁止されているが、学術研究目的の輸送はOK。調印式で高橋はるみ知事は「プロジェクトを機に、相互交流がさらに高まれば」と期待を語った。【鈴木勝一】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110227hog00m040005000c.html