死亡船長を書類送検 白糠沖刺し網漁船遭難 | くしろぐ

死亡船長を書類送検 白糠沖刺し網漁船遭難

【釧路】釧路管内白糠町沖で昨年1月、白糠漁協所属のタラ刺し網漁船「第8幸福丸」が遭難し、乗組員3人全員が死亡した事故で、釧路海保は21日、業務上過失致死と業務上過失往来危険の両容疑で、同町内の男性船長=当時(56)=を容疑者死亡のまま書類送検した。

送検容疑は昨年1月29日未明、白糠沖約20キロの海域で、高波などの悪天候にもかかわらず漁を続け、漁船を転覆させて乗組員2人を死亡させた疑い。

同海保は悪天候で帰港した僚船との無線のやりとりなどから、遭難の危険は予測できたのに、漁を続けたため遭難したと判断した。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/274060.html