サケの赤ちゃん次々ふ化 釧路 | くしろぐ

サケの赤ちゃん次々ふ化 釧路

【釧路】釧路川でサケの放流を行っている「釧路シャケの会」(小杉和寛会長)が、個人や団体などに届けたサケの卵のふ化が進んでいる。

このうちポスフール釧路店(釧路町)では4日から1階に水槽を設置し、同会から届けられた発眼卵300粒を飼育。12日にふ化が始まり、15日までに全体の7割程度が、栄養をためた赤い袋「さいのう」を持った稚魚となった。

買い物帰りの釧路町の主婦工藤ミヤさん(63)は「サケの稚魚は初めて見たが、小さくてかわいい。これからの成長が楽しみ」と話していた。

シャケの会は十勝・釧路管内さけ・ます増殖事業協会から発眼卵2万5千粒を譲り受け、希望する市民に配布している。同会は「ふ化前の卵が多数残っているので、興味がある人は気軽に問い合わせてほしい」としている。問い合わせは、釧路シャケの会事務局(電)0154・42・4619へ。(柳沢郷介)

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/273295.html