【拙文】出生率低下解決への暴論
エゾシカの生息数増加が羨ましいと語ったが、釧路の人口は181,206人だと国勢調査で解った。
「ピーク時からみると約4万6000人も少なくなっている。それでも18万人台と道内4位の座は保つことができ」なんて釧路市のコメントを読むと苦笑いを作ってしまう。
少し調べてみると2,005年の釧路市の人口は190,478人だ。たった6年で約1万人減っている事に危機感を覚えないのだろうか?
自分は人口4位を誇るのでは無く、出生率等を誇れるものにして欲しいと思う。
何度か報道されていて御存知かも知れないが、出生率で注目されている一つの村が長崎県に在る。
長崎県南部に位置する「下條村」は独自の子育て支援政策により驚きの出生率2.04%を誇る。
釧路市の同時期の出生率は0.80%であり、一人っ子家庭が増えているどころか結婚していても子作りしない家庭が増えた。
この下條村は国からの支援金に頼らず「独自財源」を儲けて村営住宅を建設し36,000円と言う安価で住まいを提供。
しかも入居条件が「子供の居る夫婦」の他に「子供を作ろうと考えているカップル(未婚)」までOKと言う太っ腹さに驚く。
更に「義務教育までの医療費無償化」を施行し、相当子作りや子育てがし易い環境だ。
無論、これらを実行する「独自財源」の確保は無痛と言う訳にはいかない。
村役場の各部門を統廃合し、役場職員数を減らし、残った職員の給与をカットしたり、村の一部のコンクリート道路は下條村のボランティアの力を借りて手作りで行ったりと費用削減に惜しみの無い努力が見られる。
それらは国からの補助金に頼らないからこそ、やらねばならなかった事であるし、やれた事だ。
地方格差を無くす為の地方交付税交付金等は「紐付き補助金」と呼ばれ、用途が細かく定められている。
このお金はこう使って下さいと国は細かく指示をし、そう言った紐の縛りが自治体の考える力を失わせた。
釧路のMOOやアイスアリーナを見ればよく解るだろう。国の指示によって建設されたそれらは維持管理に多額の資金が毎年必要なのだ。
ただ自分は下條村と釧路市を同じ様に考えてはいけないとも思う。
先ず人口規模や面積が違い過ぎるし、釧路市はその立地が国家運営で物凄く重視しなければならないからだ。
この立地が釧路市と費用補助金を切っても切り離せない様にしている。
その理由はロシアだ。釧路市は北海道を中心とした防衛戦略上で非常に大切な地域。
ロシアから近い根室市では海上から砲撃を受けてしまうので防衛戦略上不適。
回り込んだ位置に在る釧路市は内陸部からの補給が可能であり、艦隊も陣形を相当組み易い地形だ。
だから自分は釧路市が国からの紐付き補助金を蹴る事は実質上不可能であると判断している。
つまり釧路市は下條村の様な子作り子育て支援策を講じるには紐付き補助金を別と考えて、新たに独自財源を確保しなければならないのだ。
そこで自分は一つの「暴論」を展開しようと考える。暴論であるから世迷い事とでも思って聞いて戴きたい。
自分の独自財源を確保する為の暴論とは「パチンコ・パチスロの民業禁止」及び「パチンコ・パチスロの公営化」だ。
皆さんは全国パチンコ・パチスロの総売上と総粗利(純益)がいくらか御存知だろうか?
パチンコ・パチスロの総売上は約22兆円、総粗利は3兆円である。日本の国家予算が90兆円前後なのでそれを考えると相当大きな額である。
法人税と言う考えもあるので3兆円の粗利は1.2倍前後に膨れ上がると考えて戴いて結構だろう。
パチンコ・パチスロを公営化するとどうなるか?早い話が競馬や宝くじと同じである。
ギャンブラーの損失額がそのまま自治体の財源化すると言う事。負け分が住民の福祉や補助、公共サービスを行う為の運営費となるわけだ。
つまり、広い目で見るとギャンブラーは負けても公共サービスとして返ってくるので殆んど損はしないと言う事になる。
そして、競馬や宝くじと同じと言う事は一夜で数千万円を稼ぎ出したり、億万長者が誕生するギャンブルも可能になってしまうのだ。
何故なら損失額は公共サービスとして返ってくるので還元率ほぼ100%と言う考えが出来るようになり、現在の還元率規制の枠組みから外れるからだ。
更に利点はある。昨今の釧路市では生活保護の受給金をギャンブルで浪費してしまう者が問題視されているけれど、公営パチンコ・パチスロでいくら生活保護受給金を浪費しようとも、結局は自治体の財源となるので問題が解消される。
そう言ったギャンブルへ投資される金銭を財源化するのは、有名なカジノであるラスベガスと同方式だ。だからこそラスベガスでは億万長者が誕生する。
潤沢な財源を得れば公共事業等で雇用が促進出来たり、高等学校の無償化が出来たり、子作り子育て支援策だって実行出来てしまうのだ。
出生率低下問題、雇用低下問題、高齢化社会問題、医療福祉問題等などを解決するのが「パチンコ・パチスロ公営化」と言う暴論である
ギャンブルは無駄金とされてきたものが釧路市を、いや日本国の景気を回復させる引き金となるかも知れないと自分は思う。
「ピーク時からみると約4万6000人も少なくなっている。それでも18万人台と道内4位の座は保つことができ」なんて釧路市のコメントを読むと苦笑いを作ってしまう。
少し調べてみると2,005年の釧路市の人口は190,478人だ。たった6年で約1万人減っている事に危機感を覚えないのだろうか?
自分は人口4位を誇るのでは無く、出生率等を誇れるものにして欲しいと思う。
何度か報道されていて御存知かも知れないが、出生率で注目されている一つの村が長崎県に在る。
長崎県南部に位置する「下條村」は独自の子育て支援政策により驚きの出生率2.04%を誇る。
釧路市の同時期の出生率は0.80%であり、一人っ子家庭が増えているどころか結婚していても子作りしない家庭が増えた。
この下條村は国からの支援金に頼らず「独自財源」を儲けて村営住宅を建設し36,000円と言う安価で住まいを提供。
しかも入居条件が「子供の居る夫婦」の他に「子供を作ろうと考えているカップル(未婚)」までOKと言う太っ腹さに驚く。
更に「義務教育までの医療費無償化」を施行し、相当子作りや子育てがし易い環境だ。
無論、これらを実行する「独自財源」の確保は無痛と言う訳にはいかない。
村役場の各部門を統廃合し、役場職員数を減らし、残った職員の給与をカットしたり、村の一部のコンクリート道路は下條村のボランティアの力を借りて手作りで行ったりと費用削減に惜しみの無い努力が見られる。
それらは国からの補助金に頼らないからこそ、やらねばならなかった事であるし、やれた事だ。
地方格差を無くす為の地方交付税交付金等は「紐付き補助金」と呼ばれ、用途が細かく定められている。
このお金はこう使って下さいと国は細かく指示をし、そう言った紐の縛りが自治体の考える力を失わせた。
釧路のMOOやアイスアリーナを見ればよく解るだろう。国の指示によって建設されたそれらは維持管理に多額の資金が毎年必要なのだ。
ただ自分は下條村と釧路市を同じ様に考えてはいけないとも思う。
先ず人口規模や面積が違い過ぎるし、釧路市はその立地が国家運営で物凄く重視しなければならないからだ。
この立地が釧路市と費用補助金を切っても切り離せない様にしている。
その理由はロシアだ。釧路市は北海道を中心とした防衛戦略上で非常に大切な地域。
ロシアから近い根室市では海上から砲撃を受けてしまうので防衛戦略上不適。
回り込んだ位置に在る釧路市は内陸部からの補給が可能であり、艦隊も陣形を相当組み易い地形だ。
だから自分は釧路市が国からの紐付き補助金を蹴る事は実質上不可能であると判断している。
つまり釧路市は下條村の様な子作り子育て支援策を講じるには紐付き補助金を別と考えて、新たに独自財源を確保しなければならないのだ。
そこで自分は一つの「暴論」を展開しようと考える。暴論であるから世迷い事とでも思って聞いて戴きたい。
自分の独自財源を確保する為の暴論とは「パチンコ・パチスロの民業禁止」及び「パチンコ・パチスロの公営化」だ。
皆さんは全国パチンコ・パチスロの総売上と総粗利(純益)がいくらか御存知だろうか?
パチンコ・パチスロの総売上は約22兆円、総粗利は3兆円である。日本の国家予算が90兆円前後なのでそれを考えると相当大きな額である。
法人税と言う考えもあるので3兆円の粗利は1.2倍前後に膨れ上がると考えて戴いて結構だろう。
パチンコ・パチスロを公営化するとどうなるか?早い話が競馬や宝くじと同じである。
ギャンブラーの損失額がそのまま自治体の財源化すると言う事。負け分が住民の福祉や補助、公共サービスを行う為の運営費となるわけだ。
つまり、広い目で見るとギャンブラーは負けても公共サービスとして返ってくるので殆んど損はしないと言う事になる。
そして、競馬や宝くじと同じと言う事は一夜で数千万円を稼ぎ出したり、億万長者が誕生するギャンブルも可能になってしまうのだ。
何故なら損失額は公共サービスとして返ってくるので還元率ほぼ100%と言う考えが出来るようになり、現在の還元率規制の枠組みから外れるからだ。
更に利点はある。昨今の釧路市では生活保護の受給金をギャンブルで浪費してしまう者が問題視されているけれど、公営パチンコ・パチスロでいくら生活保護受給金を浪費しようとも、結局は自治体の財源となるので問題が解消される。
そう言ったギャンブルへ投資される金銭を財源化するのは、有名なカジノであるラスベガスと同方式だ。だからこそラスベガスでは億万長者が誕生する。
潤沢な財源を得れば公共事業等で雇用が促進出来たり、高等学校の無償化が出来たり、子作り子育て支援策だって実行出来てしまうのだ。
出生率低下問題、雇用低下問題、高齢化社会問題、医療福祉問題等などを解決するのが「パチンコ・パチスロ公営化」と言う暴論である
ギャンブルは無駄金とされてきたものが釧路市を、いや日本国の景気を回復させる引き金となるかも知れないと自分は思う。