昼間 録画していた 小津安二郎監督の お早う を観る


台詞の少ない橋田壽賀子的エピソード

いやはや このお早うという映画を橋田壽賀子が真似たのかもしれない


昭和34年の東京の日常の話


私の生まれた年


音楽 黛敏郎


音楽も美術も何もかも小津安二郎の映画にはため息が出る


キャスト サラメシ中井貴一のお父さん佐田啓二 お姉さんが沢村貞子


三宅邦子と笠智衆が夫婦で 小学生の男の子二人

この二人がめちゃくちゃ上手

この設定も少し不思議な感じで 上の子は中学生でも大丈夫くらいしっかりして 下の子は幼稚園でも大丈夫くらい可愛い

戦争から帰ってきて やっと所帯を持てたという雰囲気なのか この映画 親がけっこう年齢が高い

杉村春子と田中春男が夫婦で小学生の男の子

ストーリーは他愛ない話

なのに 画面から目が離せなくなり

小津作品の魔力からは逃れられなくなる


小津監督の 台詞のスピード 間が

慣れてくると心地良い


そんな日に こころ旅や呑み鉄を観ると 穏やかな気持ちになれる


火野正平と六角精児に癒される日が来ようとは


火野さんの鼻歌 六角精児の懐かしいフォークソングの頃によく聞いたメロディ

六角さんなのかスタッフなのか流れる選曲がめちゃくちゃ良い


めんどくさがりの旅好きにピッタリの番組だ