尾上右近演じる孝明天皇が 「慶喜よ」

宮中の訛りを 昭和の名優鶴田浩二の血をひく

尾上右近は清元の家元であり 持って生まれたDNAと修練された喉から忠実に再現するかのように感じるのは私だけかな

宮中に知り合い居ないけど

バラエティのけんけんとは違う

尾上右近という歌舞伎役者に凄い風格感じてしまった


御簾の向こうの帝の慶喜に対する信頼


人払いさせて 近くに寄らせ 慶喜に声をかける

帝 帝に近づく装束に身を包んだ慶喜

このいつも何を考えているのか分からない慶喜公が 帝に素早く近づく様は

二人の間だけの信頼感が存在し 公家を人払いさせた瞬間から空気が変わる


麒麟がくるの正親町天皇と光秀とは違う

長きに渡る水戸家と朝廷との深い信頼関係がさせるもの

代々 美賀君から遡り嫁は宮中から

慶喜の尊皇思想がどれほどかは 孝明天皇の今回で分かる

それが 後に 心底天皇が憎んでおられる 長州方に朝敵にされる慶喜の悲劇の序章の回と言っていい


将軍を辞職されては困る慶喜公が馬で駆け 馳せ参じ 家茂に 最大の賛辞で引き留める

家茂はたぶん慶喜を 信頼出来ない家臣に囲まれて 家茂自身も慶喜を信頼するより

目の上のたんこぶだったと思う

それは愛する和宮の言葉で感じてきたが

今日は心を開いているように感じ

疲れきった家茂をよく演じている磯村勇斗


朝廷との深い絆と幕府の間で 刃の上を歩くような慶喜にとって 栄一の希望に満ちた忠臣ぶりはどのように勇気を与えたか

ただし 円四郎の穴を埋めることは出来ない


だから 今日のダーウィンは日本刀の上を這うカタツムリで始まってたんだ

まさかのダーウィンから青天に連動っす



久々に春嶽と橋本左内も

この二人がラブラブに見えるのは 要潤と小池徹平がイケメン過ぎるから


小日向ジュニアが会津藩主松平容保役

この末代まで語り告げられる 会津の悲劇


松平容保に小日向文世の息子

小日向文世と要潤

もうつよポンの僕シリーズに心が飛んでいきそうです

僕と彼女と彼女の生きる道

みどり銀行の上司 井上部長小日向文世

部下岸本 要潤


またまた草彅道に入りそうなんで このへんで

終了