溜まったマイレージを捨てるのは惜しいということで
5月の連休を利用して2泊3日でインドへ行くことにしました。
飛行機代がタダなのでホテルは豪華にしたかったのですが
ネットで格安の宿代とツアー代を見つけ即決
着いたホテルはオンボロでした
隣は廃墟ビル、玄関に隣接する道路には牛が歩いている
寝返りすると落ちそうなベッド
病院の手術で使っていたのを払い下げたのかと思ったほど
背骨が痛くなるようなせんべい布団
トイレも紙が無くて、手で洗う小さなバケツ水が用意されてはいましたが
濡れたままでは気持ち悪いのでトレペを頼むと
3回使えば無くなる灰色のゴワゴワなロール紙
どこからか拾ってきたような汚いバスタオル
後で知ったことですが、このバスタオルの色は水に鉄分が含まれている為
このような色になってしまうのだそうです
シャワーは水がちょろちょろでシャワー出来ず。
2日分のホテル代とニューデリー市内観光+タージ・マハル観光がセットで
1人7000円だったので仕方ないのですがね。
観光案内してくれたのはホテル付属の旅行会社でした
といっても個人ですから我々専属の運転手のようなものです
20代の若い青年
車はセダンの新中古車でクーラーも効いて快適 快適
観光地に着いても案内があるわけでは無いので
「地球の歩き方」を片手にサラッと回る程度です
ですからニューデリーに行ったとは言っても何も分からずお終い
夕飯はホテル近くの掘っ立て小屋の小さなカレー屋でテイクアウト
ビールを買いたいがリカーショップが分からない
ボーイに聞くと案内してやるとついてくる
10分歩いて冷えていないビールを買う
道中ずーーとニコニコ顔のボーイ君
チップが欲しいんだろうなぁーと思いながら
笑顔だけでお礼とする ごめんよ
2日目はニューデリーで地下鉄を作っているゼネコンのボスと会いました
その方に地下鉄の進捗状況を説明していただきランチをごちそうになる
彼らの人生はそりゃもう波瀾万丈
ここでは書き切れないので割愛しますけど
迎えに来てくださった時、我々が泊まっているホテルに驚かれ
自分の命を考えてホテルを決めた方がいいですよと
ありがたい忠告をしてくださいました
家に招待してくださったのですがセキュリティーが半端ない!
玄関に着くまでに2回も門番付きのゲートがありました
家には一部屋丸ごと冷蔵庫なる部屋があって
棚にはおびただしい日本食品が小さな雑貨商並みにあり
でっかい冷凍庫2台、寿司ネタもいっぱい入ってます
いやはや驚いたの何のって停電してもこの部屋だけは自家発電で保っています
って、どんだけ~~
3日目はタージ・マハルです
ニューデリーから2つの県を通って行くので
約5時間位かかりました
ここでも観光本と他の団体さんに紛れ込んでフムフム
タージ・マハルからニューデリーに帰って来たのが午後の7時頃
これから空港で時間つぶしです
深夜1時30分のフライトなので十分時間があります
と思っていたら若い運転手さんが「今晩、従兄弟の結婚式があるのだけど
一緒に行かないか。フライトまで退屈しなくてすむよ」と
ラッキーなお誘いをしてくださったのです
着いた所はグリーンの芝生が綺麗な
サッカー場を少し小さくしたような広場
広場の周りは住宅地
入ろうと思えば誰だって入れるエントランス
招待客をチェックする場所など見当たりません
場内は賑やかなインド特有の音楽が大音量で流れています
広場中央には大きなゾウの置物をした神様がでーんと飾ってあり
その周りを花やデコレーションした料理で飾ってあります
また、食事用に長テーブルと椅子が雑然と並べられ
テントも数カ所設置してあります
中央の一番奥に新郎新婦用の壇上が花々で飾り立てられ
側には日本庭園風な中に滝もあったりして
芝生の広場だけれど、サッカー場では無いと分かります
広場の中では、広場をぐるりと取り囲むように屋台
(といっても金を払うわけでは無い)が出ています
ほとんどがカレー 何十種類って用意されていました
お菓子のお店もたくさん 焼きそば・ご飯類・ナンも焼いています
ジュースの屋台も沢山あります
ジュースを頼んだら他の人が飲んだコップをバケツの中で簡単にすすいで
水滴が付いたままに入れてくれるので、グフッとなった私と夫
カレーなども紙の皿もありましたけどアルミの皿で使い回し
アルコール類はどこを見渡しても無い!
ガッカリ ガッカリ ガッカリ
集った人を見ると
男はワイシャツにズボン 老人は伝統的な服をまとっておられました
女は全員サリー 太った人も痩せた人もサリー
運転手さんの実家はニューデリーの近郊農家だそうです
祖父や祖母、両親に紹介され、次回は必ず我が家に来てくれと懇願されました
一番驚いたのは子供が沢山いたこと
広い芝生をかけずり回って遊んでいます
ちょっと歩けば子供とぶつかる
大人より子供が多いのでは無かろうかと思います
もしかして広場の近所の子供たちも集まっているかもしれない
花嫁花婿の姿が無いまま招待客は食事です
輪になって踊りを踊っている人もいます
歌を歌っている人もいます
テーブルには親戚同士かもしれない小さな輪があちらこちらに出来ています
ともかく会場が広いので大音量の歌も賑やかな踊りも気になりません
我々が外国人だと知るや給仕たちが次から次と注文を取りにやってきます
そのうちチップ目当てだと分かって、しらけたこともありましたけれど
会場の方々は皆さん親切でしたし、誰彼と無く話しかけて来られます
運転手さんのご家族は小さな子供2人と超美人な奥様
そりゃ言葉では言い表せないほど綺麗な奥様でしたよ
インドでは沢山の写真を撮ったのですけどノートパソコンのキーボードに
いっぱいに入ったマグカップのコーヒーぶちまけたことがあって
バックアップ取っていなかったこともあり完全消滅 今思い返せば残念無念
11時半を過ぎました
この時間になると子供や老人の姿は見なくなり参加者も少なくなっています
花嫁花婿の登場を待っていたらフライト時間に間に合わないので後ろ髪引かれつつ後にしました
空港に向かう途中、ネオンサインぎらぎらの面白い一行と遭遇
キラキラ電飾の馬車を、これまた飾り立てた白馬2頭が引いています
その前を着飾った鼓笛隊がインドの曲を奏でながら引率しています
馬車には白いタキシードを着た花婿が乗っています
その横に綺麗な女性がいるので花嫁かと問うと付き添いだとのこと
花嫁の車はもっと派手で大きいのだそうです
後ろ髪引かれつつ空港へまっしぐら
あーあ残念
過去の話題なのでいつだったかとパスポートを見ると
2006年のことでした。
