草津八幡宮のブログ

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草津八幡宮の季節の行事等お伝えしていきます。

上手は下手の手本
 下手は上手の手本なりと工夫すべし

世阿弥(ぜあみ)【室町時代初期、大和猿楽結崎座猿学師】

「人のふり見てわが振りをなおせ」の格言がありますが、世阿弥は下手にも得意な芸があり、上手の及ばない芸もあるといいます。優れた役者になるためには、常に謙虚な心で他者から学ぶなど、芸に対するたゆまぬ工夫が必要であると説きます。
 過去の経験や知識も、これからの時代に対処できない事は沢山あります。優れた人やよく学ぶ人ほど常に謙虚な姿勢で後進や若者、時には子供から学んでいるように見受けられる。
 謙虚な心で、常に他者から学び、自己研鑽に励む努力が、良き人生を築く鍵ではないでしょうか。
 今月も佳き月となりますよう、お祈り申し上げます。





 


初穂料は各500円です。

ご朱印帳に直書きは右側のデザインになります。

※神社関係者不在の場合や忙しい時間帯はご朱印用紙の頒布になります。(セルフ頒布) ご了承ください。

今日の暮らしは昨日にあり

 今日の丹誠(たんせい)は明日の暮らしとなる


二宮尊徳【江戸時代後期の農政家】


恵とは日々の暮らしを大切とすることで与えられるものである。

「丹誠」とは、飾り気や偽りのない心。真心、誠意といった意味です。「丹誠を込めて祈願する」や「丹誠を込めて育てる」などと使います。誰が見ていてもいなくても、自らなすべきことをなして、初めて豊かな実りとなります。

 今日の努力や誠実さが明日の生活につながる。日々の積み重ねが未来を作るという考え方は、とても大切ですね。

今月も佳き月となりますよう、お祈り申し上げます。