足る事を知って
及ばぬ事を思ふな
楠 正成(くすのき まさしげ)
【鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将】
先般、G7広島サミットが無事終わった。このサミットに対し「広島の声が充分発せられていない」とか「成果がなかった」とか批判する声も聞かれた。しかし、首脳たちが揃って原爆資料館に入り、慰霊日に献花、参拝した事は今までにない進展である。
首脳たちの心ごこれに刻まれた思いが、今後の世界平和、特に核軍縮や核廃絶の道に繋がってゆくことを信じたい。
物事はある程度の成果があればそれで良しとすることも必要である。望みすぎると逆効果を招くことも多いものである。
今月も佳き月となりますよう、お祈り致します。
ノリウツギの花