くさせんりが初めて上京したのは43年前、17歳の春休みのこと。当時、荒川区町屋に住んでいた大叔母を訪ねての上京でした。東海道新幹線で東京駅に降り立ち、国電に乗り換えて西日暮里駅へ移動したのが103系電車との馴れ初めかと思います。

初めて乗ったのがウグイスの山手線か?スカイブルーの京浜東北線か?、今となっては記憶が定かではありません。どちらも既に先頭車クハ103はATC対応車の高運転台タイプに置き換わってました。それでも冷房化改造工事が真っ最中の時期で、中間車は非冷房で側面方向幕無しのオリジナルタイプが結構残っていたようです。

翌春からは念願が叶い関東での学生生活。前半の2年間は徒歩通学で我慢。それでも後半2年間になると東武東上線〜山手線〜都営地下鉄三田線と乗り継ぐ夢の電車通学が実現。池袋↔︎巣鴨の僅か2駅間ですがウグイスの103系のお世話になっておりました。



そう言う訳で、くさせんりにとって一番馴染みの深い103系はウグイスなんですよ。

近郊形電車じゃなくて通勤形電車の入線に不満げな表情の社外監査役(と工場長)ですけれども、くさせんり会長としては113系よりも103系の方が愛着があるんですからね。



カトー(関水金属)さんの103系旧製品をくさせんり鐵道運転盤で眺めながら、103系通勤形電車に纏わる個人的な思い出を暫く綴ってまいりましょうか…。




今宵は、この辺で失礼いたします。