WOWOWのDisney+の3ヶ月無料視聴プレゼントに応募したら当選しました。嬉しい😆。3ヶ月間で見たいドラマや映画をいっぱい見なくては。WOWOWとNetflix以外にも、先月までまぁ様(朝夏まなとさん)の「SHINE SHOW!」を録画するために衛星劇場を契約していたし、今はパク•ソジュンが出演した「ユ•クイズ」と言うバラエティー番組を見るためにMnetに加入していてお金をかけ過ぎなので、無料視聴はありがたいです。

 

 Disney+で見たい作品はいろいろありますが、まずは評判の良い韓国ドラマ「ムービング」を見てみました。

 

 キム•ボンソク(イ•ジョンハ)は、気持ちが高ぶると身体も浮いてしまう高校生。能力を隠して平凡な高校生活を送っていましたが、転校生のチャン•ヒス(コ• ユンジュン)と親しくなるうちに能力がばれてしまいます。実はヒスも怪我してもすぐに治る再生能力があることを打ち明け、2人はお互いの秘密を守りながらヒスの体育学部受験のために協力して努力していきます。ところが超能力者が殺害される事件が相次ぎ、ヒスの父やボンソクの母にも危険が迫ってきます・・・

 

 さすがに大ヒット作品、面白かったです😆。特に高校生2人がとっても可愛い。ボンソクは浮く能力をコントロールできないので、良く食べ飲んで体重を増やし、重りを付けて生活しています。けれどヒスにドキドキすることで浮かんでしまうのを抑えられなくなってしまいます。その描写がユーモラスだし、とにかく良い子で笑顔が可愛いのです。イ•ジョンハという俳優さんは、チェ•ウシクを若くしたような雰囲気があるなあと思いました。

 

 そしてヒスも、サバサバした、情がある女子高生でとっても魅力的。このコ•ユンジョンという女優さんはキム•ジウォンに似ている気がしました。この2人がお互いを思いやり、距離を縮めていく序盤はとっても面白くわくわくしました。

 

 けれど親たちの過去の話が始まると、血みどろの殺戮が多くてちょっと辛かったです😨。親たちも超能力者で、特殊工作員として働いていたのです。ロマンスの部分はそれぞれのカップルの馴れ初めが素敵で良かったんですけど。人間味のある人たちなんですが、闘いは残酷で、痛そうで辛そうで、しかも長くて。私は正直言って楽しめないのですが、人気があるということはわくわく楽しめる人が多いのかしら。かなりグロくて、グロいと批判された「京城クリーチャー」以上じゃないかと思ったくらいです。

 

 ついでに言えば、敵を倒すために超能力者を殺人の道具として育成するという考え方は、敵を倒すために怪物を作るのと同じじゃないかしら。こちらは全くのフィクションだから抵抗が少なかっただけで。事情があり命令されて動く下っ端でなく、命令を下す上層部が悪いのに下が犠牲になってしまう構図も同じ。年末年始、「京城クリーチャー」のことでいろいろ考えさせられたので、ついつい比較してしまいました。

  

 ヒスの父親役のリュ•スンリョン(『エクストリーム•ジョブ』で見ました!)も、ボンソクの母親役のハン•ヒョジョ(『ビューティー•インサイド』でファンになりました!)も演技もアクションもとても良かったです。

 

 それでもヒスを救うために覚醒したボンソクが、ガラスを突き破って体育館に飛び込んで来たときに1番わくわくしました。まさにヒーローでした😆。中盤以降高校生2人より、親たちの血みどろの闘いが主役だったので、もっと高校生たちの活躍を見たかった気がします。家族を、愛する人を守るために闘う姿は美しかったですけど、悲惨で長過ぎた(何回も書きますけど)。最後、行方不明だったボンソクの父と再会できて予想通りながら安心しました。

 

 最初嫌なやつかと思った委員長イ•ガンフンも、不良のパン•ギスも、それぞれ切ない事情を抱えた良い人だったし、担任の先生も成果(超能力の育成)だけを追うのではなく、本当に生徒のために行動していたのが良かったです。副担任の先生がどういう人だったのか良く分からなかったけれど。殺されちゃって気の毒でしたが。酷い指令を与えていた上層部の人間たちが報いを受けたのもスッキリできました。

 

 ・・・ただ、続編があるような不穏な終わり方。気になりますけど、そのままスッキリ終わって欲しかった気もしました。