久し振りに日本のドラマを見ました。Netflixで配信されている「VIVANT」です。このドラマが去年の夏に日曜劇場で放送されていて、ブームを巻き起こしていることは知っていたのですが、主演の堺雅人さんの熱い演技がちょっと苦手なので見る気になりませんでした。そもそも何て読むのかも知らなかった😅。「ヴィヴァン」と読むんですね。

 

 でも友達がすごくはまって見ていた話を聞いたし、架空の国バルカ(ロケはモンゴル)を舞台にしたこのドラマの第2弾は韓国が舞台で、パク•ソジュンやイ•ビョンホンが出演する(かもしれない)と言う報道もあって。これは見るしかないと思い、正月休みに見始めたのです。

 

 そうしたら、流石に面白かったです😆。主人公の(堺雅人)が砂漠をふらふらになりながら歩くオープニングから引き込まれ、モンゴルでのロケにスピード感と迫力のある展開、映画のようなスケールの大きさに続きが気になってあっという間に見終わってしまいました。

 

 主人公が何かの間違いで陰謀に巻き込まれた会社員、かと思っていたのに実は自衛隊の裏組織「別班」の一員だったという展開に驚かされましたし、主人公•乃木役の堺雅人さんだけでなく、警視庁公安課の野崎として阿部寛さん、主人公をバルカで救う医師•薫役の二階堂ふみさん、テロ組織テントのリーダー役の役所広司さんなどなど主役級の俳優さんが大勢出演していて豪華さに目を見張りました。皆さんさすがに演技が上手い! 多少暑苦しい感じはしましたけど。

 

 でもやっぱり1番気になったのは野崎の仲間で、スマホの音声機能を使って会話するドラムです。大きな身体に可愛い笑顔、スマホのお茶目な声がとっても魅力的で、ずっと目で追ってしまいました。富栄ドラムと言う、元力士の役者さんなんですね。あと、宝塚OGの珠城りょうさんが刑事役で出ていてびっくりしました。短い出番でしたが、台詞もあってかっこ良かったです。

 

 ストーリーはアクションあり、裏切りあり、生き別れの親子ありでわくわくドキドキ。韓国ドラマを思い起こさせます。まあ、孤児の救済という人道的な目的のために、いくら被害者が少ない時間を狙うとは言えテロを起こすのは矛盾してるだろうとか、亡くなる直前に子どものことではなく復讐を夫に頼む妻がいるかしらとか、いろいろ疑問に思うところはありましたが😅。やはりヒットするものは面白いんだなあと納得させてもらったドラマでした。

 

 日本人俳優たちも頑張ってモンゴル語を話していましたが、つい、現地の人が聞いたら片言に聞こえるのかしらと気になってしまいました。「京城クリーチャー」で韓国人が話す日本語に苦情を言う書き込みが多かったので。モンゴル語を頑張って話す日本人を褒めるのと同じように、日本語を頑張った韓国人を褒めるべきだよなあと思います。

 

 シーズン2は来年の夏に放送される予定らしいです。韓国が舞台になるのは本当らしい。本当にパク•ソジュンが出てくれれば嬉し過ぎるんですけど、どうかしら。どちらにしろ楽しみに待ちたいと思います。