「京城クリーチャー」の8話から10話が1月5日に配信されて、シーズン1の全話が見られるようになりました。もちろん、配信初日の17時から見ました!

 

 悪人なのにのうのうと生き残っているやつがいたり、謎が残されたままだったり、チェオク(ハン•ソヒ)との別れの後、テサン(パク•ソジュン)はどう気持ちを整理したのか描かれていなかったりと、え、これで終わり😳?と思ってしまう部分もあったけれど、それはシーズン2で明らかになるということなのかしら。

 

 それでも、私は面白かったです。特に8話でテサンが投獄された本町の商人たちを出してあげる場面と、もちろんチェオクとの再開の場面が好きです。テサンがカッコいい😆。

 

 テサンと黒幕とでも言うべき前田由紀子(スヒョン)との会話で、日本軍の蛮行に対して「同じ朝鮮人として我慢できない?」と聞く由紀子に対して、テサンが「同じ人間として我慢できないんです」という場面もとっても好きです。それから10話で仲間の裏切りを告げ、仲間をゴミ呼ばわりする由紀子に「・・・侮辱しないでください。あなたがゴミ呼ばわりできる者など誰もいない。」と毅然として伝える場面も。

 

 あの時代の日本軍をモチーフにしているけれど、それを忘れないようにという制作陣の思いももちろんあるだろうけれど、人間として命の重さは同じだということ、反戦のメッセージを、戦争が世界で続いている今の世の中に訴えているのだと思いました。

 

 なぜ、石川に脅されたくらいでテサンが命の危険を犯して病院に侵入したのか(しかも何回も)分かりにくいと思っていたけれど、10話まで見て自分の富を守るためだけでなく、金鈺堂の、そして本町の人々を守るためだったのかと思い至りました。

 

 10話の終わりに示されたように、シーズン2は現代が舞台になるようです。まさか私が苦手な転生ものになってしまうの😅?などと不安はありますが、今年中に公開されるであろうそれを楽しみに待っています。

 

 ただ。「梨泰院クラス」以降、映画「ドリーム」はコメディーだったけれどラブなし。映画「マーベルズ」は超絶素敵だったけれど5分の出演。映画「コンクリート•ユートピア」はラブもあったけれどスリラーで悲しい結末😭。そしてこの「京城クリーチャー」•••。次の作品は是非、ラブラブの楽しいものを、と思ってしまいます。同じように思っているファンは多いのではないかしら。