4月公演のミュージカル「笑う男」の出演者コメント映像が公開されました。まぁ様(朝夏まなとさん)のジョシアナ公爵は、ゴージャスなドレスで大変美しいです😆。あの衣装だとせっかくの長い美脚が全然見られないのが残念ですけどあせる   韓国版のジョシアナは、胸を強調したセクシーなドレスだったそうですが、そこはどうなんでしょうか…あせる

 

  まぁ様曰く、ジョシアナは悪女だそうです。美しくて高貴で残酷な女公爵、楽しみです‼️   また、韓国版のミュージカルのあらすじや感想を読むと、ジョシアナはぐんぐん主人公に迫るものの、主人公の主張を受け入れて変化する柔軟性もある人物のよう。いい歌も歌うようだし、かなりのキーパーソンのようなので、まぁ様の演技が本当に楽しみです。

 

   悩みはチケットが取れないことです😂。奇跡的に東京千秋楽だけファンクラブで用意してもらえたのですが、それ以外はハズレばかり。せめてあと1回は見たいのですがあせる

 

   さて、オンユアフィートの中休みである三連休、今日は昨日スカイステージ で放送されていた「復活〜恋が終わり、愛が残った〜」を見ました。トルストイ原作のロシアもの、トップコンビは蘭寿とむさんと蘭乃はなさんの蘭々コンビです。まぁ様も出てるしドキドキ

 

   いきなり縄に繋がれ引き立てられていくトップ娘役から物語が始まります。かなり衝撃的な始まり方❗️  蘭寿とむさん演じるネフリュードフ侯爵は、屋敷の召使いカチューシャ(蘭乃はなさん)と軍隊からの一時帰宅中に恋仲になりますが、数年後に男爵令嬢ミッシイ(実咲凜音さん)と婚約します。裁判の陪審員として裁判所に行ったネフリュードフは、被告として取り調べを受けるカチューシャと再開します。

 

   カチューシャが自分の子どもを死産し、屋敷を追い出されて身を持ち崩し、殺人容疑をかけられていると知ったネフリュードフは、全てを捨ててカチューシャを救おうとしますが…

 

   暗いお話でしたあせる   召使いと関係を持ちながら別れ際にお金を渡して後は忘れていたネフリュードフは今の感覚では許せませんが、当時はよくあることだったのでしょうか。自分の過ちを知ってから必死でカチューシャのために奔走するネフリュードフは誠実な人間に見えましたが。でもカチューシャは頑なにネフリュードフの思いを受け入れません。

 

   最後、せっかく無罪を勝ち取ったのに、ネフリュードフを愛しているのに、わざわざシベリアまで付いてきたネフリュードフの求婚を断り、革命家シモンソンの求婚を受け入れるカチューシャに共感できないしあせる  そして、シモンソンを殴ってスッキリした顔でモスクワに帰るネフリュードフの気持ちもよく分からないあせる

 

   でも、しとやかな召使いから、すさんでしまった服役囚までの変化を演じた蘭乃さんは熱演で上手でしたし、綺麗でした。

 

   そしてまぁ様は。いきなり婚約披露の場の歌手として登場したのにはびっくりしましたが、その後ず〜っと出てこない。かなり終わりの方で、ネフリュードフの親友で今は検事のセレーニンとして出てきましたが、あの間何をしてたのかな❓ 他の役で出ていたのかもしれませんが気が付きませんでした。

 

   セレーニンは、ネフリュードフの為を思ってカチューシャを一度は有罪にしますが、ネフリュードフの熱い思いを知って皇帝に直訴する手続きを取り、無罪を勝ち取ってくれます。まあ、いてもいなくてもあまり物語には変わりがない役でした。まぁ様の演技は悪くはないのですが、力みが感じられるというか声のドスが不自然というか…  やっぱり私が知っているまぁ様の方がずっと素敵で、進化されていたんだなと感じました。主要人物の中で一番背が高く見えました。宙組はやっぱり背が高い人が多いんだなあ。

 

   それにしても、暗い話なのはとにかく、「淫売」とか「慰みもの」とか「あばずれ」とか酷い言葉を多用させたり、楽しい婚約披露の場面で卑猥な冗談を言わせたりして、ちょっと残念にも思いました。

 

   「笑う男」も貧富の差、身分の違いという「復活」と共通したテーマがありそうです。やはりどちらかと言うと暗いお話でしょうけど、見てよかったと思える作品だといいなあ。韓国版の劇評を探すと、音楽と舞台美術は素晴らしいけれどストーリーが良くない、というものがちらほらあるようです。演出が「オンユアフィート!」の上田一豪さんなので、きっとまた素晴らしい舞台を作ってくれるのではと期待しています。でも、チケットが😓❗️