心も体も元気になる方法<その2>

 

 わたしは、幼少のころ半年間ほどいじめられた経験があります。まぁ、いじめといってもいろんな種類があるのですが、私の場合は、「集団無視」であります。

 それ以来、私はなんかやたらと人の顔色を見る習慣がついてしまいました。つまり、いじめようとする「首謀者」なのか、言われて無理からやらされている「傍観者」なのかを判別するためでした。

 結局よくはわからなかったし、いじめられた原因も首謀者がわからなければよくわかりません。

 

 しかし、この状態がいちばんいけないのです。もう、お察しのことかと思いますが、原因がわからない=すべてが原因?という図式がいつの間にか頭の中でできてしまうのです。

 

 これが、また例によって例のごとく、頭からこびりついて離れません。

 

 これは、しばらく尾を引きました。というと語弊があるのですが、このことがきっかけで、中学受験を志すようになりました。

 

 そのままのマインドで、サラリーマンまで突っ走ってしまったので、結局どこに影響が出たかというと、「人間関係に異常にストレスを感じてしまっていた」ということでした。

 

 それでは、どうやって消化したのか・・・・。

 

 一時期は、何とか原因を調べようとも思ったし、「いじめられたことによるよかったことと悪かったこと」という形で整理していたのですが、それでも消化できませんでした。

 

 結局のところ、キーワードはずばり!「無関心」です。

 

 要するに、それについて思い出そうとしたら、急いで逃げることです。もちろん思い出しそうなところにも近づかないとか、最初はいろいろ努力しましたが、今では、母校に近づいても平気になりました。それと同時に人間関係についても、周囲から、「二葉さん、明るいね!」とまで言われるように戻ってきました。

 

 当然、今までも明るいとは言われていましたが、それは、「所詮つくられた明るさ」 だったのです。

 

 人間関係って、難しいですよね。好きも嫌いもあるでしょうが、基本「無関心」が最大の武器のようです。これから、このワードはちょいちょい出てくるので、またの機会に・・・。