4年前に放映された「最高の花婿」の続編。
前編を見ていないけれど十分楽しめ理解できました。
フランスの名家が舞台。4人姉妹がそれぞれ国籍の違う男性と結婚します。アラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人とまさに多国籍。偏見と衝突をのりこえた一家のその後の物語。
フランスの中にいても差別や偏見はある。多国籍の婿たちにとっても同じ・・。偶然にも4人の婿たちは
それぞれの居心地がよさそうな国への移民を考え、実行に移そうと画策する。
それぞれの夫婦が、それを実行に移す寸前に、4姉妹の両親が婿たちだけ連れて観光旅行に出かける。
その旅先で次々起こることは仕組まれたことなのか偶然か?
黒人と結婚した4女はもうじき出産という設定。
その彼の妹は同性愛者で結婚を考えている。
その家族との絡みにジェンダーや人種差別の課題が満載。
衝突や心無い言葉の家族同士のやり取りがあっても、色の黒い孫を愛し受け入れ、同性婚の娘を受け入れていく過程がユーモラスを交えて描かれる。異文化エンターテインメント!
婿たち4人がそれぞれの背景でバトルする場面がすさまじい。それなのに、どこか尊重しあって仲良く笑いあう場面との落差が何とも好ましく映る。
見終わって静かに涙がにじみ出るような心地よさがあるおすすめ映画です。ちなみに映画館にはたった5人だけ。注意していったけれど、コロナり患の心配はありません。車でさっと行きさっと帰りました。
コロナ禍後初めての映画鑑賞。
あ~。日常が戻りつつあるな~~とつくづく思う。
この2か月、ほとんど夫と行動が一緒だった。いつもは別行動が多い私たち夫婦だけれど、
いよいよ元に戻り、休日はこの時期の夫はヨット三昧となる。したがって、ヨットウィドウの私。
そんな時には映画がある。好きな映画を見て本を読んで、ガーデニングをして一人時間を楽しむ。それはそれで至福の時間だよ。