関連性を探るとは
えー、今日、会社の同僚であり大学の後輩である、我がオカ野球チームのギャル系マネージャーがブログで次のようなことを書いていた。
仕事でトラブルがあり、深夜3時に眠りそうになりながら書いた内容。
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今、私が眠気に耐えられずベッドでぐーすか寝たら、この商品の発売はどうなるのだ!?
そうなったらどんくらいの損失が出るのだー(計算弱いから考えられないけど)!???
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これ実は、物凄く当たり前のことなのに、すごく難しい思考。
殆どの人が惰性で仕事をしている。つまり、「ここで、これができなかったら、怒られるなぁー」、「これきちんとしないと、自分の仕事だから」とか。今の自分が、どこに、どういう風に繋がっているのかが分からないことが多い。
しかも 、このスコアカードも取れないし、相手投手の分析もできない、そんな25歳。
なのに、今の自分の眠気を簡単に、「損失」と関連付けた。
自分の評価や、立場、仕事内容云々ではなく、まず最初に「どんな損失になるのか」と関連付けた。
久しぶりに、自分よりも若い人の言葉でシビレました。
心底シビレました。
会社と言う、とてつもなく大きな組織は、そのパーツの一部が壊れても問題なく動く。でも、動き方やスピード、質は絶対に変わる。そこを支えているのが、「人」だし、その会社における、「人力」。
問題は、こういった仕事と人の関連性を探る作業と思考をできる人たちがいるんだ、と言うことを理解していない、それに注目していないマネージメントサイド。
「損失」をきちんと考えて、リスクマネージメントと人財マネージメントをすること、それが最も重要な、「関連性を探る」と言うことかな、と改めて実感。